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「AI需要は今後も確実に増加し2026年売上高は更に3割増予測」-TSMC会長談

「AI需要は今後も確実に増加し2026年売上高は更に3割増予測」-TSMC会長談

世界最大のファウンドリである台湾TSMCの会長兼経営最高責任者(CEO)、C.C.ウェイ(魏哲家)氏は、2025年第4四半期決算説明会で、「AI需要の先行きに不安を持つ向きもあるが、当社AI関連顧客やそのまた顧客にインタビューした結果、AI需要は今後も確実に増加継続すると確信を得た」とし、同社の2026年売上高は前年比30%と強気の予測を発表した。決算結果については、すでに津田編集長が報告しているので(参考資料1)、ここでは決算発表会でのウェイ会長の発言の中から特に注目される発言をいくつか取り上げて、著者の補足コメントと共に紹介しよう。 [→続きを読む]

台湾に見る半導体市況インパクト:地政学、DRAM高騰、米国製造強化

台湾に見る半導体市況インパクト:地政学、DRAM高騰、米国製造強化

AI(人工知能)需要急伸への対応から、DRAMはじめメモリ半導体価格の高騰が見られるなか、最先端半導体生産を大きく引っ張る台湾に視点を置いた市況インパクトに注目させられている。米国政府が台湾との貿易協定を結ぶ際、半導体生産の40%を米国に移転するとの難題を今後の目標に掲げて、論議を呼んでいる。AI対応によるDRAM価格高騰の動きを受けて、米国のMicron Technologyが台湾のPowerchip Semiconductor Manufacturingの製造拠点を買収し、DRAM生産を拡張するとともに提携関係を強化している。米国での半導体製造を強化していく一方で、台湾での最先端の取り組みを最優先で並行させるという、米国と台湾の間での複雑な局面があらわれている。 [→続きを読む]

中国が日本向けデュアルユース材料の輸出禁止と日本産ジクロロシラン輸入調査へ

中国が日本向けデュアルユース材料の輸出禁止と日本産ジクロロシラン輸入調査へ

中国商務部(日本の経済産業省に相当)は2026年1月6日、「商務部公告2026年第1号:日本向けデュアルユース品目の輸出管理強化に関する告示」を発表した(参考資料1)。軍事用途にも使えるあらゆるデュアルユース品目を日本の軍事ユーザー、軍事目的、および日本の軍事力を強化する可能性のある最終ユーザーへ輸出することを禁止するとし、発表と同時に発効するとした。更には、翌7日に「商務部公告2026年第2号:日本産の輸入ジクロロシランに対する反ダンピング調査を開始」を発表した(参考資料2)。即日調査開始し、1年かけて徹底的に調査するという。 [→続きを読む]

AI半導体を巡る動き急;「H200」米中の応酬、メモリの不足&価格高騰

AI半導体を巡る動き急;「H200」米中の応酬、メモリの不足&価格高騰

AI半導体を巡って、米国と中国の間、そしてDRAMはじめメモリ半導体業界に落ち着かない動きが見られている。NvidiaのAI半導体、「H200」の対中国輸出許可を米国政府が承認した一方、中国政府はその輸入を禁止する措置が見られたものの変更の可能性を孕むスタンスも伝えられている。米中間の探り合いの応酬の様相を受け止めている。AI半導体のHBMの生産強化が行われる反動で、スマホはじめ従来の応用分野向けのメモリが不足して価格が非常に高騰する動きが引き続き見られている。機器の値上げの動きが追随し始めている現時点である。さらに今後に微妙な地政学インパクトを孕んだ米国と台湾の貿易協定が締結され、台湾の半導体の関税が15%に抑えられている。 [→続きを読む]

半導体販売高、年間最高更新へ、メモリ高騰;AI関連等CESからの注目

半導体販売高、年間最高更新へ、メモリ高騰;AI関連等CESからの注目

2026年が動き始めた週、恒例の「CES 2026」(1月6-9日:Las Vegas)が開催され、半導体関連もAI(人工知能)ベームの中、多々注目である。この間の8日、米国・Semiconductor Industry Association(SIA)から月次世界半導体販売高が発表され、昨年11月についてまたも月間最高を更新して、この時点で2025年の年間販売高がこれまで最高の2024年を大幅に上回る結果となっている。2024年以降は従来の半導体応用分野を抑えて、AIが引っ張る急伸急成長の様相であり、現時点ではDRAMはじめメモリ半導体がAI需要に偏って価格が異常に高騰している。先行き波乱含みの半導体市況とともに、CESから注目した概況、Nvidia、そして各社と分けた動きを以下に示している。 [→続きを読む]

AIブームの中の年明け、持越し懸案多々、年末年始の半導体関連の動き

AIブームの中の年明け、持越し懸案多々、年末年始の半導体関連の動き

新しい年、2026年を迎えたが、AI(人工知能)への期待からニューヨーク株式市場でも半導体関連株価が押し上げられて始まっている。半導体関連業界の2025年総括そして2026年の見方があらわされているが、ここでもAIに覆われてブームに乗った大幅な成長が見込まれる一方で、先行きに慎重な見方もあらわれている。昨年から持ち越される懸案が多く、AIブームによるメモリ半導体をはじめとする価格高騰があり、ほかにNvidia1強阻止に向けたIT大手の取り組み、中国の半導体自立化、そしてAI半導体の逼迫、と刻刻の推移に目が離せない状況が続いている。米中摩擦も、政治面のみならず半導体関連でも駆け引きの動きがこの年末年始に引き続き見られている。 [→続きを読む]

引き続くAIブームで急増、米中摩擦&規制で揺れた半導体市場:2025年

引き続くAIブームで急増、米中摩擦&規制で揺れた半導体市場:2025年

2025年も残りわずか、半導体関連の動きを振り返ってみる。AI関連需要が大きく引っ張って、2024年は後半に$50 billion台高水準の月間世界半導体販売高が続いて年間販売高が最高を更新したが、2025年は3月から販売高前月比増加が続くとともに、度を高めて10月には$70 billion台に達し、1-10月販売高累計がすでに2024年の年間販売高に並ぶ水準である。AIに非常に強く引っ張られる、従来とは大きく異なる様相を、2024年に続いて一層呈している市場模様である。NvidiaおよびTSMCが引っ張って、他のプレイヤーが追う構図も引き続いている。米国トランプ政権の関税、規制、中国の応酬など、地政学的リスク要因で揺れ動いたこの1年でもある。 [→続きを読む]

AIブームの一方の様々な懸念の中で見られる市況インパクト、各社連携

AIブームの一方の様々な懸念の中で見られる市況インパクト、各社連携

AI(人工知能)ブームに乗って巨額の投資が打ち上げられる一方、先々の利益回収を巡ってAIデータセンターの一部の完成が遅れるとの観測が伝えられると市場が敏感に反応するといった懸念含みの動きがあらわれている。AIの熱い活況に覆われて、いまとなっては伝統的なパソコン、スマホをはじめとする半導体市場も戻りが鈍く、メモリ半導体市場もAI向けに生産が集中してそれ以外の価格が高騰して、パソコンやスマホの値上げにつながる動きが顕在化している。AIの今後の進展に向けた半導体関連各社の連携も見られてきている。本年、2025年を締め括るタイミングとなるが、3月以降に上げ足をだんだん早めている半導体販売高は、AIブームの今後にかかる現時点である。 [→続きを読む]

ベルギーimecがグローバルな存在感を強化:中東にも新たな研究開発拠点を設立へ

ベルギーimecがグローバルな存在感を強化:中東にも新たな研究開発拠点を設立へ

ベルギーの先端半導体・デジタル技術研究機関であるimecは、2026年初頭に中東のカタールに研究開発拠点を設立するという (参考資料12)。この研究開発発拠点は、カタール政府の投資促進機関であるインベスト・カタールとカタール研究・開発・イノベーション評議会(QRDI)の支援を受け、カタールの最先端インフラを活用してイノベーションと技術主導の成長を推進するとともに、湾岸諸国全体にimecの拠点を拡大するための地域ハブとしての役割を果たすという。 [→続きを読む]

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