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2008年3月

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経営者は潮の流れを読むべし

経営者は潮の流れを読むべし

いかなる企業であっても顧客を探し売り上げを計上しなくてはならない。従って顧客とのコミュニケーションが必要だ。顧客がどんな心理で製品を買い求めるかは永遠のテーマである。よってこのテーマを導くトレンド、即ち市場の潮流を見極める力が企業の経営者に必須になる。 [→続きを読む]

半導体チップが言葉の不自由な人を救う

半導体チップが言葉の不自由な人を救う

先週は、プラズマパネル事業からパイオニアが撤退を決め、携帯事業では三菱電機が撤退することを表明という、業界再編が活発になってきたニュースが目立った。3月10日の日本経済新聞朝刊のトップ記事でもソニーがNTTドコモ向けの携帯電話事業から撤退するという記事が掲載された。しかし最大の感動ニュースは障害者に福音となる半導体だった。 [→続きを読む]

最先端プロセス以外のウェーハも大きく減りはしない

最先端プロセス以外のウェーハも大きく減りはしない

SICAS(世界半導体生産キャパシティ統計)の2007年第4四半期におけるシリコンウェーハの生産能力について発表された。第4四半期におけるMOSウェーハは対前年同期比14.0%伸びた。設計ルールで見ると、大きく伸びたプロセスは0.12μm未満のウェーハであり、48.7%と大きく伸びた。 [→続きを読む]

高機能化を邁進するCSR社のBluetoothチップ製品戦略

高機能化を邁進するCSR社のBluetoothチップ製品戦略

英CSR社(旧Cambridge Silicon Radio社)は、Bluetoothチップにさまざまな機能を集積するビジネスを強く推進している。今回、チップと回路ボード、受動部品まで含めたBOM価格がわずか5ドルという低価格のBluetoothソリューションBlueVox2と、BluetoothにDSPを内蔵し機能を強化しBOM価格6ドルというソリューションBlueVoxDSPを開発した。 [→続きを読む]

初の燃料電池外販メーカーを目指すMTI Micro

初の燃料電池外販メーカーを目指すMTI Micro

MTI Micro Fuel Cell社 CEO Peng Lim氏 米MTI Micro Fuel Cell社は機器メーカーMTI(Mechanical Technology Inc.)Holdings社が持つ二つの子会社の一つで、2000年に燃料電池を開発・製造するという目的で設立された。MTIそのものは1961年設立の古い企業であり、傘下にMTI Microと、精密測定機を手掛けるMTI Instrumentsを持つ。MTI Microはメタノールを燃料とする燃料電池を開発してきた。2008年2月末に東京ビッグサイトで開かれた「燃料電池展2008」では、携帯機器に使用する小型燃料電池試作品のシリーズを数々見せた。MTI Micro Fuel CellのリーダーであるCEOのPeng Lim氏に製品戦略を聞いた。 [→続きを読む]

丸い粒状のpnダイオードを並べた太陽電池を京セミが展示

丸い粒状のpnダイオードを並べた太陽電池を京セミが展示

京セミ(旧京都セミコンダクタ)は、ボール状のpn接合半導体太陽電池をアレイ状に並べた形状をはじめとして、さまざまな形状に加工できる太陽電池を第二回国際太陽電池展で公開した。直径が1〜1.5mmと小さなボールから成るこの球状シリコンで作る太陽電池の効率は、まっ白い紙の上に置いた状態だと17%程度あるという。通常の結晶シリコンで作る効率並みである。10%までいかないアモーファスシリコンよりはずっと高い。 [→続きを読む]

日本に半導体集積回路産業は必要か?

日本に半導体集積回路産業は必要か?

同志社大学 ITEC研究センター COEフェロー 長岡技術科学大学 極限センター 客員教授 湯之上隆 人類には半導体集積回路は必要  現在、人類の文化的な生活には、半導体集積回路(以下ICと略す)が欠かせない。パソコン、携帯電話、各種デジタル家電、クルマ、更には、ライフラインや公共交通網の制御・管理など、ありとあらゆる所にICが使われている。また、米国や日本などの先進国10億人だけでなく、BRICsやVISTA(ベトナム、インドネシア、南アフリカ共和国、トルコ、アルゼンチン)など経済発展を遂げつつある発展途上国にも、ICが必要である。したがって、今後、ICの需要は決して減ることはないといえる。 [→続きを読む]

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