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長見晃の海外トピックス

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飛躍を期待の新年スタート、Wearables/IoT/クルマに焦点のCES

飛躍を期待の新年スタート、Wearables/IoT/クルマに焦点のCES

新年の第1週、恒例の業界新年賀詞交歓会への出席と米国・ラスベガスで開催のInternational Consumer Electronics Show(CES)からの話題である。賀詞交歓では、やっと明るい兆しが見えてきた我が国、今年は実質的な成長戦略で押し上げ、飛躍を図るというトーン、ちょうど午年、ぴったりのフェーズと感じている。CESからは、モバイル機器活況の先を巡って、Wearables、Internet of Things(IoT)そして自動運転を目指すクルマに特に焦点を受け止めている記事内容となっている。 [→続きを読む]

新年の力強いスタートへ加勢:11月世界半導体販売高が9ヶ月連続増加

新年の力強いスタートへ加勢:11月世界半導体販売高が9ヶ月連続増加

新年早々の米Semiconductor Industry Association(SIA)からの恒例、月次世界半導体販売高の発表が行われている。今回は11月で2013年全体データは1ヶ月待たなければならないが、11月までの販売高累計は$277.98 billionとなっており、$300 billionの大台突破は確実な情勢である。スマートフォン、タブレットなどモバイル機器が引っ張る構図が続いて、2013年3月から11月まで9ヶ月連続の前月比増加、さらに2013年9月からは月次販売高の史上最高更新が続いており、2014年の力強いスタートを勢いづける内容である。 [→続きを読む]

モバイルが引っ張った月次・四半期・年間最高販売高、2013年締め

モバイルが引っ張った月次・四半期・年間最高販売高、2013年締め

新年、2014年を迎えるタイミングであるが、過ぎゆく2013年、どう総括されるか。半導体業界では、米SIAからのデータで、月次・四半期販売高が史上最高を記録、年間販売高も数年来の$300 billionの壁を突破する見込みとなっている。分野別の中身的には、従来引っ張ってきたパソコンの停滞を、スマートフォン、タブレットなどモバイル機器の世界的な活況が補って余りある勢いを示したと言える状況である。過ぎゆく1年の本欄のタイトルより、2013年を次の通り振り返っている。 [→続きを読む]

年の瀬の新たな局面展開、グローバル市場の活発な動き

年の瀬の新たな局面展開、グローバル市場の活発な動き

本年も残すところあと僅かとなったタイミングながら、半導体関連市場での新たな局面展開に向けた業界各社の動きが活発に見られている。AvagoがLSIを、IntelがMindspeedをそれぞれ買収、取り組む事業を加える動きが1つ。 また、中国で伸び続けるスマートフォン市場に向けて、LCD driver ICはじめ関連コンポーネントの供給で熾烈な競争、そして参入が繰り広げられている。もう1つ、インドのITおよびソフトウェアサービス大手では、約16,000人のエンジニアを加える計画が打ち上げられて、本年の締めを煽っている。 [→続きを読む]

世界半導体市場の先行き、台湾発の動きの波紋

世界半導体市場の先行き、台湾発の動きの波紋

$300 billion突破が見込まれる本年の世界半導体市場となっているが、締めるタイミングにきて、特に世界の市場を照らす度合いが増している台湾発の動きが先行きに向けて波紋を広げている。台湾ファウンドリーの月次販売高が減少を示したことが1つ、また、台湾の組立・検査の最大手での有害排水垂れ流しの事態が起きている。クリスマスそして来る1月31日の春節に向けてモバイル機器が引っ張る市場景気の動向とともに、サプライチェーンへの影響の度合いなど、一過性で済むのかどうか、新年を迎えるこの時期当面の注目と思う。早急な回復、収拾を望むものである。 [→続きを読む]

史上最高の月次そして年間販売高、$300 billion突破見込み

史上最高の月次そして年間販売高、$300 billion突破見込み

本年も押し迫ってきたが、米Semiconductor Industry Association(SIA)からの恒例、月次世界半導体販売高の発表は、この10月分とともにWorld Semiconductor Trade Statistics(WSTS) organizationからの本年および中期にわたる予測を受けて行われている。10月の$27.06 billionは史上最高になるとともに、今年の販売高予測は$304.3 billionと、SIA発表では史上初の$300 billion大台突破になる。モバイル機器活況によるメモリ、そしてプロセッサなどの伸びが大きく引っ張る内容となっている。

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MEMSそして動きなど認識技術のモバイル機器に向けた動き

MEMSそして動きなど認識技術のモバイル機器に向けた動き

昨年の今頃、IBMより「5年後のコンピュータ」予測が発表され、人間の五感をコンピュータ独特の方法で模倣する能力が謳われたが、スマートフォン、タブレットなどモバイル機器の活況、普及が一段と進んだこの1年、その具体化の第一歩を指し示すかのようにMEMSそして動きなど認識技術のモバイル機器への導入の動きが活発になっている。アルコール呼気検査器および大気質モニターとして用いるアプローチも見られ、未来のビジョンに向けて日々開発に取り組むエネルギーで実現するパワーを感じさせている。 [→続きを読む]

スーパーコン用半導体&アーキテクチャー、改めて各社の取り組み

スーパーコン用半導体&アーキテクチャー、改めて各社の取り組み

スーパーコンピュータの最高性能を競うSupercomputing 2013(SC13)(11月17-22日:Denver, Colorado)は、年2回の開催で第42回になるとのこと、今回はまたも中国、それにはインテル製品が使用されている。ちょうど10年前を振り返ると、以下の記事が見られる。 ◇世界のスパコン性能ランク、NEC製が依然トップ、3位にバージニア工科大製、デル製ランクイン (2003年11月19日付け 電波) →米テネシー大と独マンハイム大まとめ、「トップ500」微細化と同様、果てしない着実な性能の進展に、改めて注目している。 [→続きを読む]

先端技術の自前・自立化の一方、新興経済圏へのアプローチ

先端技術の自前・自立化の一方、新興経済圏へのアプローチ

モバイル機器の活況が引っ張る世界市場のなか、主としてモバイル関連の先端技術を自分のものにしたり、エレクトロニクス製造を自国内に確立しようという自前・自立化の動きが目立ってきている一方で、何と言ってもvolumeビジネスが動く新興経済圏に向けて低コスト版モバイル機器を売り出す動きが見られるという、先進および新興経済圏の間で複雑に絡むさまざまな脈流を受け止めている。しばらくは絡み合う世界のエレクトロニクスそして半導体市場に視点を置かざるを得ない状況、様相が見られている。 [→続きを読む]

史上最高の月次・四半期販売高、big changesのランキング予想

史上最高の月次・四半期販売高、big changesのランキング予想

米SIAから月次世界半導体販売高、今回は9月、そして7-9月第三四半期とともに発表され、月次、四半期ともに史上最高を記録する販売高となっている。全体の6割近くを占めるAsia Pacific地域が堅調に伸びるとともに、Americas地域の伸びが最も大きく、両地域が引っ張るこのところである。スマートフォン、タブレットなどの活況が、関連メーカーの最高業績を次々と生み出している状況がある。早々と表わされている本年の半導体ベンダーランキング予想にもこの現況を反映して、big changesが見られている。 [→続きを読む]

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