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週間ニュース分析

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自動運転、EVなど車載市場向け半導体が活発に

自動運転、EVなど車載市場向け半導体が活発に

自動運転、電気自動車(EV)などACES(CASE)の実現や普及に向けたニュースが多い。国内でもスタートアップ2社が自動運転の実証実験を開始した。そのための目となるイメージセンサでソニーの意気込みが強まり、ルネサスは自動車向けで売上・利益とも大きく伸ばした。海外勢のTIも日本市場に目を向ける。EV向けにSiC半導体をトヨタとホンダが採用する。 [→続きを読む]

半導体不況の次の成長を狙った動きが活発に、ソシオネクスト株価続伸

半導体不況の次の成長を狙った動きが活発に、ソシオネクスト株価続伸

すでにメモリ不況に突入している中、次の成長に向けた動きが活発になっている。これまでなら、この不況はいつ解消するのかという怯えにも似た意識が強かった。しかし、今回は半導体が成長産業であることを再認識されるようになったため、投資はさほど緩まず次の成長を狙う考えに変わった。台湾は9月も21%成長で好調なのに加え、ソシオネクストの株価好調、SK Siltronの投資に加えベトナムやインドまでが半導体に力を入れ始めた。 [→続きを読む]

TSMCの3Q業績、48%増の過去最高売上達成もメモリ不況を警戒、投資額を削減

TSMCの3Q業績、48%増の過去最高売上達成もメモリ不況を警戒、投資額を削減

半導体産業は短期的にはメモリ不況に入るため、TSMCはロジックも警戒を強め、設備投資を1割減額する。10月13日に同社が開いた2022年第3四半期(3Q)の決算報告会で明らかにした。第3四半期の決算は絶好調で前年同期比48%増の6131億台湾元(約2兆8000億円)と過去最高の売上額になった。中長期的に半導体は成長産業であるという認識に変わりはない。 [→続きを読む]

米ニューヨーク州に巨大な半導体工場設立が相次ぐ、MicronにIBMも

米ニューヨーク州に巨大な半導体工場設立が相次ぐ、MicronにIBMも

米国ニューヨーク州に相次いで数兆円規模の投資計画が相次いでいる。Micronは本社のあるアイダホに加え、ニューヨーク州の中央部に新メガファブを設立することを10月4日に発表、6日にはIBMもハドソン川沿いのハドソンバレーに新半導体工場を設立すると発表した。ベトナムにもついにファブレス半導体が生まれ、半導体産業は世界的に広がっている。 [→続きを読む]

メモリ不況期に入った、Micron・Samsungが厳しい見通し示す

メモリ不況期に入った、Micron・Samsungが厳しい見通し示す

なぜか新聞では報道されなかったが、Micron Technologyの2022年度第4半期(6月2日〜9月1日期)の決算では前年同期比23%減の売上額になり、次の四半期見通しでは同45%減の42.5億ドルと大きく下がる見通しとなった(図1)。メモリ不況に入ったといえそうだ。Samsungは不況期でも投資すると語り、投資意欲はそれほど下がっていない。日立ハイテクは韓国・台湾威に拠点を設ける投資を行う。 [→続きを読む]

次のシリコンサイクル狙う半導体投資が活発、ダイキンが自社チップを導入

次のシリコンサイクル狙う半導体投資が活発、ダイキンが自社チップを導入

短期的に半導体景気はやや下降気味になり始めているが、半導体は中長期的には成長する産業だとの認識が定着し始めている。空調のダイキンが独自半導体チップを採用、SK Hynixが15兆ウォンを投資、韓国内の工場を拡張する。半導体コンテンツが倍増する電気自動車(EV)がトラックにも普及、EVや再生可能エネルギーに成長が見込まれるSiCパワー半導体ファミリーを東芝が増やす。 [→続きを読む]

メモリはダウン、ファウンドリはアップの半導体産業、AppleはRISC-V採用?

メモリはダウン、ファウンドリはアップの半導体産業、AppleはRISC-V採用?

半導体産業は短期的にはスローダウンの傾向が見え始め、スマートフォンやパソコンなどのメモリの値下がりが続いている。しかしメモリ以外はそれほど悪くない。台湾のファウンドリ2社の8月は共に前年比30%以上の高成長を示した。長期的には半導体は成長産業であるから、投資が相次いでいる。半導体を大量に使うEVが米国の自動車ショーで鮮明になった。AppleがRISC-Vを導入するという噂も上がった。 [→続きを読む]

自動車半導体がEV、コネクテッドカーなどACES技術が大きく進展

自動車半導体がEV、コネクテッドカーなどACES技術が大きく進展

電気自動車(EV)向け半導体の在庫がコロナ前(2019年)の在庫とほぼ並んだ。さらに次の車載半導体を目指し、コネクテッドカーやEVなどACESの動きが活発になっている。メモリは価格が下がるフェーズに入ったが、韓国大手2社は投資を緩めない。国内トップのファブレス、ソシオネクストの東京証券取引所プライム市場への上場が決まった。 [→続きを読む]

個人消費の停滞で急ブレーキのNvidia、TELは投資を増強、ルネは新技術買収

個人消費の停滞で急ブレーキのNvidia、TELは投資を増強、ルネは新技術買収

Nvidiaに突然のブレーキが掛かった。9月1日に同社が発表した2023年度第2四半期(2022年5〜7月期)決算では、売上額が前年同期比わずか3%増の67億ドル、純利益は51%減の12.9億ドルという結果だった。9月2日の日経はFinancial Timesの記事を載せ、窮地のIntelと題して分析した。一方、東京エレクトロンやルネサス、化学メーカーは投資の手を緩めていない。 [→続きを読む]

WSTS、今年の半導体販売額を下方修正するも13.9%増の2桁成長

WSTS、今年の半導体販売額を下方修正するも13.9%増の2桁成長

WSTS(世界半導体市場統計)は、6月に2022年と23年の見通しを発表した数字である16.3%増を13.9%増へと早くも下方修正した。中国経済と個人消費の減速を反映してスマホとPCの出荷が落ちていることから修正した。とはいえまだ2桁成長だ。半導体不足が続いている市場もあるからだ。中長期的に半導体産業の成長が続くことは間違いなさそうだ。 [→続きを読む]

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