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セミコンポータルによる分析

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AIの学習・推論に強いNvidiaが生成AIでも強い理由

AIの学習・推論に強いNvidiaが生成AIでも強い理由

Nvidiaが半導体メーカーの中で唯一、時価総額1兆ドルを超えた。同社の2024年度第1四半期(2023年2〜4月期)の売上額はまだ前年の金額にも達しなかったにもかかわらず、次の四半期売上額を前四半期比53%増の110億ドルとの見通しを発表したためだ。その原動力は生成AI向けのGPUだ。特に最高性能のH100というGPUの供給が足りないため、生成AI業者はチップを製造するTSMCから順番待ちを強いられている。 [→続きを読む]

Infineon、ドイツ、日本、米国のマイコン製品ポートフォリオを拡大

Infineon、ドイツ、日本、米国のマイコン製品ポートフォリオを拡大

パワー半導体に強いInfineon Technologiesがマイコン(マイクロコントローラ)の製品ポートフォリオを拡大し、現在から将来にわたり成長性が約束されているIoT分野を制覇しようという狙いが見えてきた。3年前Cypress semiconductorを買収、マイコン製品がハイエンドからローエンドまで揃い、これから先の狙いがIoTに定まった。独日米の三つの文化を強みに変えていく可能性も強まっている(参考資料1)。 [→続きを読む]

車載半導体市場の成長と共に拡大するSiC市場

車載半導体市場の成長と共に拡大するSiC市場

パワー半導体市場が一般産業用から自動車用へと拡大するにつれ、SiCパワーMOSFET市場も拡大している。それに合わせて新工場の設立や8インチ化の開発が進んでいる。車載市場もこれまでのEV(電気自動車)化からインホィールモーター(IWM)や、ステアリング-バイ-ワイヤー(Steering by Wire)などへ拡大、SiCやGaNの市場は拡大する勢いだ。 [→続きを読む]

半導体工場のファシリティを一括提供、Industry 4.0を推進するNECファシリ

半導体工場のファシリティを一括提供、Industry 4.0を推進するNECファシリ

半導体工場で培った知見を活かし、工場施設の管理を一手に引き受けるNECファシリティーズ(図1)。半導体工場では、クリーンルーム内での様々な洗浄工程における純水の管理をはじめ、各種薬品供給や清浄な空気供給のシステム、排水設備、排気設備などファシリティが多い。それらの業務を一括アウトソースで引き受けている。ここにもIoT利用、すなわちIndustry 4.0の予知保全が始まった。 [→続きを読む]

SBIと台湾のファウンドリPSMCが日本工場設立で提携

SBIと台湾のファウンドリPSMCが日本工場設立で提携

SBIホールディングス(注1)は、台湾のファウンドリPSMC(Powerchip Semiconductor Manufacturing Co.)と日本国内での半導体工場設立に向けた準備会社を設立することについて基本合意した、と7月5日に発表した。日本でロジック・メモリのファウンドリ専門企業に民間資本が本格的に投入される、初めての事例となる。 [→続きを読む]

レゾナックのエコシステムが生成AI向け先端ICパッケージを可能にする理由

レゾナックのエコシステムが生成AI向け先端ICパッケージを可能にする理由

レゾナックは自社が開発を進めている先端パッケージの工程に使う材料を評価するためのエコシステムを構築している。このコンソーシアムに後工程リソグラフィのオーク製作所が参加した。これによって、先端パッケージ工程に必要なプロセスは完成する。全体の工程を理解することによって、将来必要な材料を知ることができるようになる。 [→続きを読む]

6月に最もよく読まれた記事は「ラピダスの技術戦略」

6月に最もよく読まれた記事は「ラピダスの技術戦略」

2023年6月に最もよく読まれた記事は、「検証が必要な国策2nmファウンドリRapidus社の技術戦略」であった。これは服部毅氏のブログで、5月にベルギーのアントワープ市で開かれたimec主催の「ITF World 2023」でラピダスが講演した戦略を報じた記事で、RUMSやIIMなど新語が続々登場したという。 [→続きを読む]

TSMC、自動車向けのICチップにも3nmプロセス技術を24年に提供

TSMC、自動車向けのICチップにも3nmプロセス技術を24年に提供

TSMCは自動車向けの半導体チップに関してもADAS(先進ドライバー支援システム)や自動運転向けなどの演算主体のSoCプロセッサ向けに、そして最先端の3nmプロセスノードの技術「N3AE」を自動車およびHPC(High Performance Computing)向けに、2024年に提供する。さらに高周波無線技術でも6nmノードを導入する。同社ビジネス開発担当シニアVPのKevin Zhang氏(図1)が語った。 [→続きを読む]

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