日本人はなぜiPhoneが好きなのか?

新しいスマートフォンが発売されると、いわゆるITジャーナリストが、まずハードウエアのスペックを取り上げて他社モデルと比較して分析する。iPhoneに対しては期待が大きいのか、「あっと驚く要素が少ない」などという批評が踊ることが多い。これだけ進歩し普及しているデバイスにそうそう驚くような新要素が付け加わることは少ないのに。 [→続きを読む]
新しいスマートフォンが発売されると、いわゆるITジャーナリストが、まずハードウエアのスペックを取り上げて他社モデルと比較して分析する。iPhoneに対しては期待が大きいのか、「あっと驚く要素が少ない」などという批評が踊ることが多い。これだけ進歩し普及しているデバイスにそうそう驚くような新要素が付け加わることは少ないのに。 [→続きを読む]
クリスマス・年末商戦が終わったと思ったら、1月31日にはアジアでの旧正月と、何かいつも挟まれた感じ方がある半導体・エレクトロニクス市場であるが、この新年は早々に市場の展開を見据えた注目の動きが見られている。 IBM、インテルのcloud技術に向けた取り組み、iPhone 5sで広まった指紋センサへの今後の生産対応、そしてインテルが22-nmおよび14-nmといった最先端を行うとしていたFab 42を当面閉鎖しておくという決断である。PCからモバイル機器、そしてその先を窺う動きが当面続いていく。 [→続きを読む]
新年の第1週、恒例の業界新年賀詞交歓会への出席と米国・ラスベガスで開催のInternational Consumer Electronics Show(CES)からの話題である。賀詞交歓では、やっと明るい兆しが見えてきた我が国、今年は実質的な成長戦略で押し上げ、飛躍を図るというトーン、ちょうど午年、ぴったりのフェーズと感じている。CESからは、モバイル機器活況の先を巡って、Wearables、Internet of Things(IoT)そして自動運転を目指すクルマに特に焦点を受け止めている記事内容となっている。 [→続きを読む]
新年早々の米Semiconductor Industry Association(SIA)からの恒例、月次世界半導体販売高の発表が行われている。今回は11月で2013年全体データは1ヶ月待たなければならないが、11月までの販売高累計は$277.98 billionとなっており、$300 billionの大台突破は確実な情勢である。スマートフォン、タブレットなどモバイル機器が引っ張る構図が続いて、2013年3月から11月まで9ヶ月連続の前月比増加、さらに2013年9月からは月次販売高の史上最高更新が続いており、2014年の力強いスタートを勢いづける内容である。 [→続きを読む]
新年、2014年を迎えるタイミングであるが、過ぎゆく2013年、どう総括されるか。半導体業界では、米SIAからのデータで、月次・四半期販売高が史上最高を記録、年間販売高も数年来の$300 billionの壁を突破する見込みとなっている。分野別の中身的には、従来引っ張ってきたパソコンの停滞を、スマートフォン、タブレットなどモバイル機器の世界的な活況が補って余りある勢いを示したと言える状況である。過ぎゆく1年の本欄のタイトルより、2013年を次の通り振り返っている。 [→続きを読む]
次世代のロジック系LSIにおいて活躍する能動素子はやはり電界効果型トランジスタを用いたCMOS回路になるだろう。脳に匹敵する300億トランジスタからなる1チップLSI(参考資料1)は動作速度が十分に速く、かつリーク電流が小さく消費電力が抑えられて初めて可能だ。筆者が考えるにこの利点を有するデバイスに注目するとMOSFETの先端を走るのがFINFETだ、と考えている。 [→続きを読む]
電車の中で目にすることがある。ひび割れた画面のスマートフォンを使っている人がいる。デバイス自体は痛々しいがちゃんと動作しているらしい。画面のひび割れは、スマートフォンを固いコンクリートなどに落とした際などに起こるらしい。 [→続きを読む]
本年も残すところあと僅かとなったタイミングながら、半導体関連市場での新たな局面展開に向けた業界各社の動きが活発に見られている。AvagoがLSIを、IntelがMindspeedをそれぞれ買収、取り組む事業を加える動きが1つ。 また、中国で伸び続けるスマートフォン市場に向けて、LCD driver ICはじめ関連コンポーネントの供給で熾烈な競争、そして参入が繰り広げられている。もう1つ、インドのITおよびソフトウェアサービス大手では、約16,000人のエンジニアを加える計画が打ち上げられて、本年の締めを煽っている。 [→続きを読む]
$300 billion突破が見込まれる本年の世界半導体市場となっているが、締めるタイミングにきて、特に世界の市場を照らす度合いが増している台湾発の動きが先行きに向けて波紋を広げている。台湾ファウンドリーの月次販売高が減少を示したことが1つ、また、台湾の組立・検査の最大手での有害排水垂れ流しの事態が起きている。クリスマスそして来る1月31日の春節に向けてモバイル機器が引っ張る市場景気の動向とともに、サプライチェーンへの影響の度合いなど、一過性で済むのかどうか、新年を迎えるこの時期当面の注目と思う。早急な回復、収拾を望むものである。 [→続きを読む]
IT/半導体と医療のクロスオーバーが話題になっている。まるでジェットコースターのような受発注の波に振り回される電子デバイス業界と違い、医療機器は毎年緩やかに成長を遂げていく堅調な市場として非常に魅力的に映るのだろう。 [→続きを読む]
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