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史上最高の月次そして年間販売高、$300 billion突破見込み

史上最高の月次そして年間販売高、$300 billion突破見込み

本年も押し迫ってきたが、米Semiconductor Industry Association(SIA)からの恒例、月次世界半導体販売高の発表は、この10月分とともにWorld Semiconductor Trade Statistics(WSTS) organizationからの本年および中期にわたる予測を受けて行われている。10月の$27.06 billionは史上最高になるとともに、今年の販売高予測は$304.3 billionと、SIA発表では史上初の$300 billion大台突破になる。モバイル機器活況によるメモリ、そしてプロセッサなどの伸びが大きく引っ張る内容となっている。

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アップルはなぜiPhoneやiPadをA7(64ビットプロセッサ)にしたのか

アップルはなぜiPhoneやiPadをA7(64ビットプロセッサ)にしたのか

アップル社のiPhone 5s発表時には64ビット化の明確な利点が強調されなかったので、「ただ、モバイル機で最初に64ビットを採用したと言いたいだけ!」などとの声も聞かれた。実際には体感しないと正確なことが言えないので、iPhone 5s、iPad mini Retinaに変更して使っての感想とこれからの展望をここで述べる。 [→続きを読む]

MEMSそして動きなど認識技術のモバイル機器に向けた動き

MEMSそして動きなど認識技術のモバイル機器に向けた動き

昨年の今頃、IBMより「5年後のコンピュータ」予測が発表され、人間の五感をコンピュータ独特の方法で模倣する能力が謳われたが、スマートフォン、タブレットなどモバイル機器の活況、普及が一段と進んだこの1年、その具体化の第一歩を指し示すかのようにMEMSそして動きなど認識技術のモバイル機器への導入の動きが活発になっている。アルコール呼気検査器および大気質モニターとして用いるアプローチも見られ、未来のビジョンに向けて日々開発に取り組むエネルギーで実現するパワーを感じさせている。 [→続きを読む]

スーパーコン用半導体&アーキテクチャー、改めて各社の取り組み

スーパーコン用半導体&アーキテクチャー、改めて各社の取り組み

スーパーコンピュータの最高性能を競うSupercomputing 2013(SC13)(11月17-22日:Denver, Colorado)は、年2回の開催で第42回になるとのこと、今回はまたも中国、それにはインテル製品が使用されている。ちょうど10年前を振り返ると、以下の記事が見られる。 ◇世界のスパコン性能ランク、NEC製が依然トップ、3位にバージニア工科大製、デル製ランクイン (2003年11月19日付け 電波) →米テネシー大と独マンハイム大まとめ、「トップ500」微細化と同様、果てしない着実な性能の進展に、改めて注目している。 [→続きを読む]

パワー半導体で世界をリードするニッポン

パワー半導体で世界をリードするニッポン

次世代リニア新幹線などの車体を制御するパワーエレクトロニクスでは、大きな電気的負荷を駆動することが求められる。負荷に大電力を印加し、かつ停止するスイッチ動作を行わせる必要がある。そのためには、MOSFETなどのスイッチング素子が有効であろう。 [→続きを読む]

先端技術の自前・自立化の一方、新興経済圏へのアプローチ

先端技術の自前・自立化の一方、新興経済圏へのアプローチ

モバイル機器の活況が引っ張る世界市場のなか、主としてモバイル関連の先端技術を自分のものにしたり、エレクトロニクス製造を自国内に確立しようという自前・自立化の動きが目立ってきている一方で、何と言ってもvolumeビジネスが動く新興経済圏に向けて低コスト版モバイル機器を売り出す動きが見られるという、先進および新興経済圏の間で複雑に絡むさまざまな脈流を受け止めている。しばらくは絡み合う世界のエレクトロニクスそして半導体市場に視点を置かざるを得ない状況、様相が見られている。 [→続きを読む]

日本電子デバイス産業協会発足の意義〜草の根的横断組織でニッポン復活へ

日本電子デバイス産業協会発足の意義〜草の根的横断組織でニッポン復活へ

かつて世界の頂点に君臨した日本の半導体産業は、世界2位(シェア16%)を保持しているとはいえ米国に大差をつけられ、韓国・台湾などアジア勢の急追を受けている状況だ。エルピーダメモリは経営破たんしてマイクロンに買収され、多くの半導体メーカーが苦戦を強いられている。先ごろパナソニックは何と半導体部門で7000人のリストラ断行をアナウンスし、ニッポン半導体を暗い黒雲がおおっていることはまちがいない。 [→続きを読む]

史上最高の月次・四半期販売高、big changesのランキング予想

史上最高の月次・四半期販売高、big changesのランキング予想

米SIAから月次世界半導体販売高、今回は9月、そして7-9月第三四半期とともに発表され、月次、四半期ともに史上最高を記録する販売高となっている。全体の6割近くを占めるAsia Pacific地域が堅調に伸びるとともに、Americas地域の伸びが最も大きく、両地域が引っ張るこのところである。スマートフォン、タブレットなどの活況が、関連メーカーの最高業績を次々と生み出している状況がある。早々と表わされている本年の半導体ベンダーランキング予想にもこの現況を反映して、big changesが見られている。 [→続きを読む]

やっと私にポータブルPCの誕生?

やっと私にポータブルPCの誕生?

「寝ぼけたタイトルに思えますが、本心です。充電ケーブルを持ち歩かないで使えるものが本当のポータブル機器だと私は思っているからです。ノートブックPCがやっと充電ケーブルを持たないで外出して使えるようになりました」。こう思える時代がやってきた。 [→続きを読む]

市場が変える構図、IntelがARM半導体メーカーに製造対応

市場が変える構図、IntelがARM半導体メーカーに製造対応

Intelが選んだ顧客に向けてファウンドリー製造対応を行うという発表があって、start-upが目立つなかFPGA大手のAlteraがその顧客に入っていたが、このほどIntelがAlteraの最先端戦略製品、Stratix 10 SoCデバイスをIntel最先端プロセス、14-nm FinFETで製造するという内容が、Alteraからの発表に盛り込まれている。しかもこのSoCは、4つのARM Cortex-A53コアを用いており、モバイル用プロセッサを席巻するARMからは距離を置いていたIntelのスタンスの変化とともに市場が変える構図というものを感じさせている。 [→続きを読む]

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