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G'foundriesの7-nm FinFET発表とファウンドリー市場の競合熱気

G'foundriesの7-nm FinFET発表とファウンドリー市場の競合熱気

米国Globalfoundriesが、7-nm Leading-Performance(LP) FinFETプロセスによる最初の生産を2018年上半期に立ち上げること、ならびに2018年下半期に同プロセスの量産対応を開始することを発表、一気に7-nmに向かってTSMC, Samsung, GlobalfoundriesそしてIntelの主要プレーヤー4社のファウンドリー対応市場での競い凌ぎ合う熱気を焚きつける様相を呈している。性能および消費電力の改善がコストに合わないという見方から、10-nmを飛ばして14-nmから7-nmに向かう動きが有力になってきている流れが見られている。 [→続きを読む]

当面目が離せない世界半導体販売高、7ヶ月連続$30 billion台

当面目が離せない世界半導体販売高、7ヶ月連続$30 billion台

米国Semiconductor Industry Association(SIA)から月次世界半導体販売高の発表が行われ、この4月について$31.3 billionで、前月比1.3%増、前年同月比20.9%増と高水準が続いている。これで$30 billion越えが昨年10月から7ヶ月連続となる。今回同時に発表されたWorld Semiconductor Trade Statistics(WSTS) organizationの春季予測は、2017年が11.5%増の$377.8 billion、2018年が2.7%増の$388.0 billion、2019年が0.2%減の$387.2 billionと、本年が前回の6.5%増から大幅に上方修正となっている。 非常に活況の現下の世界半導体市場の勢いに当面目が離せない状況である。 [→続きを読む]

PC、モバイルから新分野対応と時代を画すComputex Taipeiでの動き

PC、モバイルから新分野対応と時代を画すComputex Taipeiでの動き

PC、モバイル機器はじめコンピューター関連の総合見本市としていまやグローバルな規模では貴重な場となっている感じ方があるComputex Taipei(2017年5月30日〜6月3日:台北)が開催され、ここでもIoT、AIはじめ新分野、新市場に向けた活発な打ち上げが主役となる新たな時代を画する動きが目立っている。1つとして、AIを積極的に推進するNvidiaからは、AI cloud computingに向けた需要にもっと急速に適合するよう、Foxconnなど世界の大手ODMsに連携を問いかけるIsaac Initiativeが披露されている。 [→続きを読む]

中国市場に見る"グローバルな協調と競争":FD-SOI、DRAMはじめ

中国市場に見る

日米半導体摩擦についてのバンクーバー協定をもとに始まった世界半導体会議(WSC:World Semiconductor Counsil)の第1回が1997年の開催で、丸20年が経過するが、当初から謳われた"グローバルな協調と競争"というフレーズが業界の動きを追いながら折に触れ頭に浮かんでくる。半導体販売高では世界の約3分の1を占める中国が、国家政策に掲げてものづくりの半導体業界構築に積極的に取り組んでいるのは周知の通りであるが、随時注目していくなかにFD-SOI、DRAMなどのキーワードから中国市場におけるこのフレーズの意味合いをまたぞろ考えさせられている現時点である。 [→続きを読む]

"AI-first"戦略はじめintelligentアプリ開発に向けた熱いアプローチ

人工知能(AI)はじめ高性能computingの広範囲のアプリを積極的に展開している米国Nvidiaに続いて、GoogleおよびMicrosoftの開発者向けイベントが開催され、AI一色と言えるほどのintelligentアプリ開発に向けた製品、サービスが打ち上げられる熱気の高まりを感じさせている。中でもGoogle IO(2017年5月17-19日:Mountain View, CA)では、"mobile-first"から"AI-first"戦略に移行して、すべての製品を見直しているとのこと。自動運転から楽曲作りと、本当にどこまで我々のやること、考えること、はたまたそれ以上をAIが賄っていくのか、変わりゆく世界の流れがあらわれている。 [→続きを読む]

新分野&メモリが引っ張る市場模様:Nvidia関連および1Qランキング

新分野&メモリが引っ張る市場模様:Nvidia関連および1Qランキング

ここ6ヶ月$30 billion/月超え、そして4ヶ月連続前年同月比二桁%増の販売高と非常に活況を呈している半導体業界であるが、AI、IoT、自動運転車、データセンター、AR/VRなどのキーワードがずらっと相次ぐ新分野、そして半導体カテゴリー別ではメモリ製品が大きく引っ張っている。AI関連で絶好調の米国Nvidiaの業績発表およびイベントでのプレゼン打ち上げ、およびIC Insightsによる2017年第一四半期半導体サプライヤ・ランキングにおけるメモリベンダーの急伸ぶりから、現時点の活況の市場模様に触れてみる。 [→続きを読む]

フラッシュメモリは東芝が発明したと胸を張って言えるか?

フラッシュメモリは東芝が発明したと胸を張って言えるか?

NANDフラッシュメモリは東芝で開発された技術であることは疑いの余地がない。東芝だけではなく日本の主要半導体企業ではDRAM全盛だった最中の1980年代に、東芝の舛岡富士夫社員が発明した。しかし、フラッシュメモリは東芝が開発したと胸を張って言えるだろうか。 [→続きを読む]

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