2015年3月 9日
|長見晃の海外トピックス
米国Semiconductor Industry Association(SIA)から月次世界半導体販売高の発表が行われ、今回はこの1月、2015年に入って最初の月の販売高に注目であるが、1月販売高としては史上最高となっている。AmericasそしてAsia Pacific地域が大きく引っ張る内訳とともに、昨年来の勢い、構図が引き続いている。この発表と同じタイミングに、NXP SemiconductorsがFreescale Semiconductorを買収という自動車および産業用半導体をリードするプレーヤー間の動き、そして恒例のモバイル機器の展示会、Mobile World Congress(MWC)からの数々の動きと、相次ぐ注目内容を受け止めている。
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2015年3月 5日
|技術分析(製造・検査装置)
「1/fノイズを測りたい」と思うエンジニアに福音。Agilent Technologiesから測定器部門が独立したKeysight Technologiesの日本法人、キーサイト・テクノロジーは、低周波雑音が極めて低い1/f測定器を開発した。1/fノイズの観測できる周波数が20Hz以下と低く、ホワイトノイズが占めるノイズフロアも従来の-177dB2/Hzから-183dB2/Hzと下がった。
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2015年3月 3日
|泉谷渉の視点
「トリリオンセンサの時代がやって来たことに対し、鈍感な人たちがまだたくさんいる。バイオ、医療、ネットワークなどに必要なセンサの数を指数関数的に計算すれば、何と45兆個のセンサが必要になるのだ。しかし、その多くは、まだ開発されていない」。
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2015年3月 3日
|各月のトップ5
2015年2月に最もよく読まれた記事は、「NANDフラッシュ、大手トップ3社を下位3社が追いかける」であった。NANDフラッシュは長年、1位Samsung、2位東芝、3位San Disk、4位Micron、5位SK Hynix、6位Intelという順位であった。上位3社は前年比ややマイナス成長だが、下位3社は2桁成長という勢いである。
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2015年3月 2日
|週間ニュース分析
2月22日から26日まで米国サンフランシスコ市ではISSCC(International Solid State Circuits)が開催され、新聞紙上を賑わした。日本の企業や大学の活躍が報じられている。また、中国やインドなどの電子産業が変わろうとしている。
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2015年3月 2日
|長見晃の海外トピックス
毎年2月のこの時期は、半導体最先端の回路技術、微細化技術を競い合う国際会議に注目して認識のアップデートである。ISSCC(2015 IEEE international Solid-State Circuits Conference[2月22-26日:San Francisco, CA])、そしてSPIE(International Society for Optics and Photonics[2月22-26日:San Jose, CA])である。14-nmの量産が発表されたばかりの現時点であるが、10-nmそして7-nmを見据えた取り組みの最新状況が、IntelそしてSamsung、TSMCをはじめとして各社から発表されている。
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