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2014年10月

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ソフトウエア無線を支える小型・省電力の広帯域RF IC

ソフトウエア無線を支える小型・省電力の広帯域RF IC

Analog Devicesが周波数70MHzから6GHzまでカバーできる広帯域の高周波(RF)チューナ用ICを開発した。ベースバンドモデムでのソフトウエア無線(SDR: software defined radio)をサポートするため、この周波数内のさまざまな異なる周波数帯域の無線通信機器に1個のRFチューナで対応できるようにした。同社の狙い、システムを紹介する。(セミコンポータル編集室) 著者:Duncan Bosworth, Segment Marketing Engineer, Aerospace and Defense Segment, Analog Devices, Inc. [→続きを読む]

フレキシブルに進化するテスターで半導体業界に本格参入する日本NI

フレキシブルに進化するテスターで半導体業界に本格参入する日本NI

筐体1台に数枚のボードモジュールを差し込む方式で、ディスプレイ表示やデータ処理にパソコンを使うという測定器を開発してきたNational Instrumentsは、半導体テスター分野にも本格的に乗り出してきた。同社の日本法人、日本ナショナルインスツルメンツは1日のイベントNIDaysを開催、半導体テスター(図1)開発の背景を明らかにした。 [→続きを読む]

半導体製造装置、しばしの安定期に

半導体製造装置、しばしの安定期に

2014年9月における日本製半導体製造装置のB/Bレシオは、0.93となった。販売額は前月比5.5%増の1038億7600万円だが、受注額が前月比1.3%増の970億200万円、と微増にとどまったからだ。これはSEAJ(日本半導体製造装置協会)が発表したもの。 [→続きを読む]

IBMの半導体部門売却の裏を読む

IBMの半導体部門売却の裏を読む

IBMがGlobalFoundriesに半導体製造部門を譲渡するというニュースが先週流れた。半導体の製造部門はIBMにとってもはや不採算部門となったため、譲渡することになった。ただし、今回の譲渡契約に関しては、譲渡額は示されなかった。それどころが、製造技術やIPなどを、売却する側のIBMが相手先にお金を支払うという「あべこべ」の条件が付いた。 [→続きを読む]

革新の巨人、IBMの半導体製造売却提案への見方、思い

革新の巨人、IBMの半導体製造売却提案への見方、思い

コンピュータ、半導体、パソコンと業界草創期から引っ張って象徴的に表されるIBMが、半導体製造部門をファウンドリーのGlobalFoundriesに譲渡、売却する発表が、月曜10月20日に行われて、時間軸のいろいろな感慨、様々な切り口の見方が噴出している感じ方がある。公正取引の審査など経て、手続きが完了するのは来年、2015年のいつかと見られているが、開発設計と製造が分離する大きな時代の区切りがまたまた到来、通り過ぎようとしている。 様々な表わし方の業界の受け止め、反応を追っていく。 [→続きを読む]

高集積は設計技術も困難に:設計技術編〜EuroAsia (3)

高集積は設計技術も困難に:設計技術編〜EuroAsia (3)

高集積ICへの要求は尽きない。しかもコスト上昇を抑え、高性能な独自機能を集積し、消費電力を上げない。高集積ICをどうやって設計するか。FPGAメーカーでさえ、ICの全機能をプログラミングすることが難しくなってきた。Alteraは一般的なC言語のOpenCLでプログラムすることを提案し、デザインハウスのSynapse Designは設計専用の計算機を開発した。 [→続きを読む]

世界の半導体16カ月連続成長、9月は過去最高額300億ドルを突破しそう

世界の半導体16カ月連続成長、9月は過去最高額300億ドルを突破しそう

WSTS(世界半導体市場統計)の9月期の発表はまだないが、8月までの数字を見ている限り(図1)、9月は単月で過去最高の300億ドルを突破することは間違いないだろう。この8月までの世界の半導体売上額は、対前年同月比16カ月連続プラス成長で推移しており、9月が落ちるという兆候はいまの所見られないからだ。 [→続きを読む]

スマホとクルマの両輪が成長を牽引

スマホとクルマの両輪が成長を牽引

主な半導体関係各社の第3四半期(7〜9月期)決算が発表された。スマートフォンとクルマが成長の両輪であることが鮮明になった。ファウンドリのTSMC、ローム、Intel、東京エレクトロン、Samsungなどの発表では、Samsungを除き各社とも成長が続いている。QualcommはCSRの買収で、ますます強くする。 [→続きを読む]

業界を揺るがす波紋と現実...業績発表:新iPad

業界を揺るがす波紋と現実...業績発表:新iPad

市場の動きの読み、予想は当たり外れがつきものであるが、敏感な半導体・エレクトロニクス業界を揺るがした2件に注目している。まずは、中国での販売高が予想を下回ったとして先行き懸念を呈したMicrochipのトップコメントが、インテルはじめ多くの業界各社の株価を下げたが、当のインテルは直後の発表で過去最高四半期業績を記録、もう1つ、アップルの新iPadが予定通り発表されたが、こちらの方は事前の予測精度も上がって6.1mmと世界最薄などほぼ想定内容となっている。引き続く市場の波紋と現実である。 [→続きを読む]

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