セミコンポータル
半導体・FPD・液晶・製造装置・材料・設計のポータルサイト

2014年9月

|
先週、最大の話題はApple社のiPhone 6と6Plusや時計型端末のApple Watchなどの発表会であった。iPhone 6ファミリは発表前から画面サイズ (4.7と5.5インチ)が漏れ聞こえてきていたが、詳細はやはり正式発表を待たざるを得なかった。iPhoneを巡る半導体産業への影響も大きく、NANDフラッシュの東芝が四日市工場の新生産棟の起工式を行った。また先週IDFもあったが、これは長見レポート(参考資料1)を参照してほしい。 [→続きを読む]
天の最上にある天、絶頂を極めるという感じ方があるアップルとインテルからの新製品&技術が、今年もこの時期、9月に発表されている。2012年のiPhone 5、2013年のiPhone 5S、iPhone 5Cに続く今年は、iPhone 6およびiPhone 6 Plusとともに注目のApple Watchが発表される一方、インテルからは、サーバ、パソコン、スマホそしてIoT(Internet of Things)に向けた新製品、バージョンアップそして取り組みが打ち出されている。モバイル決済、ファッションとますます身近な応用で注目の幅、深みが広がっている。 [→続きを読む]
昨年、MIPS Technologyを買収したImagination Technologiesがマルチスレッド・マルチコアの新しい64ビットアーキテクチャのCPUコア「Warrior」のミッドレンジI-クラス I6400を発表した。2014年2月に発表したローエンドのM-クラスI6400に加え、このファミリを揃えていく。ハイエンド用のP-クラスI6400も計画している。 [→続きを読む]
Keysight Technologiesは、65Gサンプル/秒と非常に高速のサンプリングレートを持ち、20GHzという極めて広い帯域で最大4チャンネルまで拡張できる任意波形発生器(AWG)を開発、製品化した(図1)。Keysightは、もともとHewlett-Packardを母体として分かれたAgilent Technologyから、さらに計測器部門として2014年8月1日に分離した企業。 [→続きを読む]
ロジック回路を時分割に駆動して小さなチップで大規模FPGA相当のロジックを実現する米国のベンチャーTabula社がIntelの22nm FINFETプロセスを使い100Gbpsクラスの製品を3品種開発した。100Gbpsのイーサネットブリッジファミリと4チャンネルの100GigEスイッチ、40Gbpsのレギュラーエクスプレッション(正規表現)アクセラレータの三つ。 [→続きを読む]
米国でこの7月に「The Intel Trinity」(著者Michael S. Malone) という題名の本が、米国Harper Business社から刊行された。筆者が題名を訳すならば「インテル社の三位一体(さんみいったい)」である。副題には、「ノイス、ムーアそしてグローブがトリオとして世界で最も大事な会社をいかにして作りあげたのか?」とある。この本はもちろん原書で、訳本はまだ存在していない。 [→続きを読む]
|
9月2日、ルネサスエレクトロニクスが国内半導体メーカーとして初めての大規模な開発者会議「Renesas DevCon Japan 2014」を開催、翌日の株価が大きく上がり、ストップ高にまで達した。3日の日刊工業新聞は、リストラから成長軌道へ、と報じた。また、電気自動車(EV)のTesla Motorsの新工場、新製品のニュースもあった。 [→続きを読む]
米Semiconductor Industry Association(SIA)から定例の月次世界半導体販売高データが発表され、今回はこの7月についてである。3ヶ月移動平均で表わされているが、7月販売高は$28.1 billionと、史上最高の月次販売高を記録している。新興経済圏でまだまだ急速に伸びるモバイル機器をはじめとして、幅広い応用分野が拡がっていることは、半導体製品カテゴリー全部にわたって販売高が増えていることが裏づけている。今年の累計も昨年同期を10.4%上回り、従来の最高である昨年を大きく越える勢いとなっている。 [→続きを読む]
|
「これはどうしたことか。世界的には太陽電池ブームが大きくトーンダウンしてきた状況下で、わが国のメガソーラー計画は実に2000件以上に達している。再びの太陽電池ラッシュの波は日本から起き始めたのだ」。筆者が親しくする業界紙の編集長がうなりながらに語った言葉ではある。 [→続きを読む]
|
先期(2014年4〜6月期)、任天堂の経営は必ずしも順調ではなく、ハードを中心としたビジネスモデルに株主からもいろいろな意見が出ているようだ。しかしながら、専用ゲーム機を中心としたビジネスモデルは現在も変化はない。8月の初めに、任天堂がiPad用のゲームを出すというニュースが伝わり、株価が急騰する場面が見られたが、ポケモンのカードゲームを限定的にトライするということで騒ぎは消えてしまった。 [→続きを読む]

月別アーカイブ