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2010年10月

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2004年に起業し、HDビデオ圧縮技術と画像処理技術を売り物にし、矢継ぎ早に8品種も製品を出してきたベンチャー企業アンバレラ(Ambarella)がシーテック(CEATEC)に合わせてユーザー説明会を開いた。同社はファブレス半導体メーカーの集まりであるGSA(グローバル半導体アライアンス)から、2008年、2009年と立て続けに賞を受賞した。 [→続きを読む]
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先週はビッグニュースがないものの、メモリーに関するニュースがいくつかあり、久しぶりにメモリーの新しい動きが見られる。DRAMは日本ではエルピーダだけになってしまったが、マーケットさえ正確に押さえれば十分ビジネスのできる分野ではある。一方、電力線通信PLCの日本の規格がIEEEで認められたというニュースはさほど大きく採り上げられていないが快挙である。スマートグリッドで化けるかどうか、期待したい。 [→続きを読む]
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幕張でのCEATECに続いてこの時期、韓国はじめ各地での趣向を凝らした展示会風景および情報が伝えられてくる。半導体・デバイス市場で見ても、個人消費者市場の比率が一段と高まっていくなか、consumer electronics分野に向けた対応一色の雰囲気を幕張にてこの目で感じたが、今や現地に出かけなくてもその気分に十分になれるインターネット情報が満載であり、グローバルにもその雰囲気を確認できる風情となっている。 [→続きを読む]
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フランスの国立研究開発機関のLETIが東京でコンファレンスLETI Dayを開催、日本半導体産業とLETIとの交流を積極的に進めることを訴えた。その第1弾として2010年5月にLETIと日本の産業技術総合研究所との間で技術交流を中心としたMOU契約を交わした。共にもう少し大きな組織として、産総研はTIA(つくばイノベーションアリーナ)、LETIは政府のCEA-DRTとの間でのMOUとなっている。その詳細が明らかになった。 [→続きを読む]
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ノーベル化学賞受賞者3名のうち、2名が日本人だったというニュースは日本中を元気にさせた。街頭インタビューの映像をテレビで見ているとみんな喜んでいる。こういったニュースが理系離れを食い止めてくれることを願いたい。 [→続きを読む]
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半導体チップや電子機器の価値を決める要素が次第にハードウエアからソフトウエアへ確実にシフトしている。音響処理の仕方をこれまでの方式と変えるだけで、豊かな音響を提供できる。立体的なサラウンドではない。英国のベンチャー、ソンティア・ロジック社が周波数特性だけではなく時間特性も考慮した新しい音響アルゴリズムを開発した。 [→続きを読む]
最近、キーワードとしての「レアアース」が急浮上して来ている。例えば10月6日付けの讀売新聞朝刊を開いてみると一面、三面…と賑やかであり、この所、このレアアースという文字を目にしない日はない。「希土類」とも呼ばれるレアアースの定義については、消息筋によると2001年に国際純粋応用化学連合(International Union of Pure and Applied Chemistry)で議論され、結果17種が決まった。それは原子番号で、21、39そして次の57から連続で71までの計17原子である。 [→続きを読む]
米プログラマブルロジックの大手アルテラ社は、ARMのCortex-A9とCortex-M1、MIPSのMP32、自社のCPU、Nios II、インテルのAtomベースのCPU、Stellartonのいずれにも使える設計ツールQuartus IIの新バージョンを発表した。このソフトウエアがあれば、これらのCPUとFPGAとを搭載したシリコンを設計できるようになる。 [→続きを読む]
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先週のビッグニュースは何と言ってもノーベル化学賞を二人の日本人が受賞したという話だろう。10月7日日本経済新聞の1面トップを飾った。10月5〜9日間、千葉県の幕張メッセで開催されていたCEATECの影が薄らいでしまったという感がある。北海道大学名誉教授の鈴木章氏と、米パデュー大学特別教授の根岸英一氏が快挙を成し遂げた。 [→続きを読む]
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米通信用半導体のファブレスであるブロードコム社が快調に飛ばしている。これまで売り上げのピークだった2008年の46億5800万ドルは軽く超える勢いだ。2010年の上半期に30億6700万ドルと2006年の1年間の売り上げレベルに近づいている。米国のアナリストは今年60〜70億ドルになると見ている。その秘密をCEOのスコット・マクレガー氏がインタビューで語った。 [→続きを読む]

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