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2010年10月

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米SIAから発表された8月の世界半導体販売高は、6ヶ月連続の前月比増加となり、1-8月の累計販売高が$194.6 billionと$200 billionに迫っている。 昨年は$220 billion台の年間販売高であったから、今年は30%前後の伸び率が予想されているのも肯ける話ではある。一方、PC市場など先行き懸念があるとともに、世界の政治、経済情勢が一段と波乱要素を高めてきており、警戒感度を上げるべき様相の継続を受け止めている。 [→続きを読む]
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郵便不正事件で厚生労働省の村木厚子元局長の無罪が決まり、一転して大阪地検特捜部のでっち上げ説が有力になり、前部長、副部長が逮捕された事件は何か後味が悪い。検察の手法について、ややもすれば自分たちもすれすれのことをやっているのではないかと思い当たる話ではないだろうか。 [→続きを読む]
9月に最もよく読まれた記事は、インダストリー「新生ルネサス、ノキアの先端通信技術をSoCに積極利用、成長戦略を明確に」であった。ルネサスの100日プロジェクトの調査結果が出て初めてSoCビジネスをどうしていくのかを記者会見で述べたモノを伝えた。 [→続きを読む]
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英市場調査会社のストラテジ アナリティックス(Strategy Analytics)社によると、今年前半の携帯電話ベースバンドプロセッサチップ市場は前年同期比15.5%増の59億6000万ドルに達したと発表した。数量ベースでは23%成長した。 [→続きを読む]
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米市場調査会社のアイサプライは、2010年の世界半導体市場の見通しを下方修正し32%増とすると発表した。従来の伸び率は8月に発表した35.1%増だった。下方修正の結果、2010年の世界半導体の売り上げは3020億ドルになり、2009年の2280億ドルから32%成長する。 [→続きを読む]
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先週、ルネサスエレクトロニクスが立て続けにパワーデバイスと産業用SoCの2テーマの記者会見をした。ルネサスは100日プロジェクトが終わり、その計画についての発表会である。マイコン、SoC、アナログ&パワーというこれまでの路線を踏襲するだけで終わっているが、細かい部分で新しい戦略が盛り込まれてはいるものの大きな改革は出てきていない。 [→続きを読む]
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上昇基調一途できていた半導体市場の一服感が広がっているなか、今が頂上という見方のデータが現れている。先行きの低下を示す兆候もいくつか表わされているが、たとえそうなっても不況と呼ぶほどの落ち込みにはならず、すぐさま上向きになるという見方が多いようである。来年、2011年は一桁の低めのプラスの伸びというのが現時点の大勢となっているが、なにしろグローバルな経済情勢に引き続き注目である。 [→続きを読む]
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民生市場で価格競争に走るよりは産業用分野でしっかり稼ぐ方がいい。米国のリニアテクノロジーやアナログデバイセズなど利益率の高い半導体メーカーが最近産業用分野を強化しているが、新生ルネサスエレクトロニクスがSoC事業を、いわゆる社会インフラという包括的な産業用分野を強化している。 [→続きを読む]
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中国やインドなど新興国に向けて、日本のメーカーは低コスト・低機能の製品を出せばよいと思っていないだろうか。こんな考えで韓国や台湾のメーカーに勝てるのだろうか。低機能だと誰でも容易に参入できる。米国の半導体メーカーが教えてくれたのは、高機能・高集積にして1チップソリューションにすることこそ、低コスト市場に向くという考えだ。 [→続きを読む]
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2Dから3D画像に変換するソフトウエアを半導体チップに焼き付けたSoC(ホストCPUと一緒に動作するコプロセッサ)をアイルランドの半導体ファブレスベンチャー、モビダス(Movidius)社が開発した。このチップを組み込みシステムに搭載すると、3次元ディスプレイテレビが簡単にできるようになる。そのための開発ツールも提供する。 [→続きを読む]

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