セミコンポータル
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2010年2月

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英国のプレッシーセミコンダクタが不死鳥のようによみがえった。英国における半導体の雄の一つとして1980年代、90年代に活躍したプレッシーは波乱万丈の過去がある。GECとドイツのシーメンスに買収され、その後カナダのマイテル、ザーリンクの手に渡り、2003年にドイツのファウンドリXファブに売却された。今年になり不死鳥のように復活した。 [→続きを読む]
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SICAS(世界半導体生産キャパシティ統計)によると2009年の第4四半期におけるウェーハプロセスの稼働率は89.4%にまで高まった。稼働率だけで見ると景気後退が来る前の時期にほぼ戻ったといえる。しかし、生産能力は絞ったままであり、不況前にまだ戻っていない。 [→続きを読む]
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スマートグリッドの目指すところは電力の平準化であり、それによる大きなCO2削減効果も狙えるところにある。電力の平準化は整流回路のπ型フィルタ部分に相当すると考えやすい。2つのコンデンサと1個のコイルからなる平滑回路では、波のような電力の谷の部分をコンデンサからの電荷(電流)で埋め、平らでまっすぐな直流に変換するという発想だ。シリコンシーベルトサミット福岡2010では、この基本に立った議論が交わされた。 [→続きを読む]
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どの半導体メーカーが今年の設備投資額が多いか。第1位はサムスン、2位インテル、3位TSMCになりそうだというレポートを米国の市場調査会社IC Insightsが発表した。1位のサムスンは50億ドルと前年比42%増という最大の投資額になる。設備投資額上位10社全体で2009年比67%増となる。 [→続きを読む]
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福岡県の麻生渡知事は、福岡市で開かれた「シリコンシーベルトサミット福岡2010」において、新たに2つの開発センターを作ることを発表した。福岡にはすでに福岡システムLSI総合開発センターがあるが、さらに実装関係と、ICの実証に関係したセンターを2011年3月に福岡県糸島市に設立する。 [→続きを読む]
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今回はプリンテッドエレクトロニクスというテーマで英国を回り、最後にやはりデバイスの主流であるシリコン半導体開発拠点のブリストルを訪れた。まず日曜日にロンドンに到着、官公庁取材の後、ウェールズ州にあるスワンジー(白鳥の海Swanseaの意味)を訪れた。駅名や空港名が二つの言葉で書かれてあり、英国のビジネス・イノベーション・技能省 (日本の経産省相当)傘下のKTN(Knowledge Transfer Network)のニック(Nick)さんに聞いてみるとウェールズ語だという。 [→続きを読む]
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先週のニュースでは、大きなニュースは半導体ではないがトヨタのニュースが気になる。半導体関連のビッグニュースはないものの、NECエレやルネサスがスマートグリッドにつながるメーター用半導体、車載用のマイコン並みに使われそうな小型のヒータ制御用パワーICなど新市場へ向けて着実に動き出しているニュースがあった。 [→続きを読む]
今年の旧正月、春節は2月14日で19日までの1週間は、中国、台湾はじめお休みということで、半導体・デバイス市場も一服感がそこかしこに感じられるところがある。市場経済の伸びに沸く中国、そして最先端技術の今後に立ちふさがる障壁の中に、ひたすら拡大する動きとじっくり見据える動きという両者の対照を感じている。 [→続きを読む]
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半導体製造装置市場は日本市場においてもゆっくりだが、着実に立ち上がりつつある。日本半導体製造装置協会(SEAJ)が発表した、日本市場における2009年12月の半導体製造装置の受注高と販売高がこの様子を示している。 [→続きを読む]
1月によく読まれた記事は、マーケット「半導体ファブレスの2009年トップ25ランキング、台湾勢プラス成長相次ぐ」であった。これは、米国市場調査会社のIC Insightsがまとめたランキングであり、大きな特長は台湾勢の大きな伸びだ。2009年は売り上げが対前年比でマイナスになった半導体企業がほとんどなのに対して、台湾のファブレストップ6社のうち4社がプラス成長という驚異の強さを示した。 [→続きを読む]

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