セミコンポータル
半導体・FPD・液晶・製造装置・材料・設計のポータルサイト

09年12月の半導体製造装置の日本市場、ゆっくりした足取りだが着実に回復

|

半導体製造装置市場は日本市場においてもゆっくりだが、着実に立ち上がりつつある。日本半導体製造装置協会(SEAJ)が発表した、日本市場における2009年12月の半導体製造装置の受注高と販売高がこの様子を示している。

日本市場におけるB/Bレシオは1.30に

日本市場におけるB/Bレシオは1.30に


3ヵ月の移動平均をとったB/Bレシオ(販売高に対する受注高の比)は2009年12月に1.30を記録した。3ヵ月の移動平均であるから、10月・11月・12月の平均を表わしており、特に11月と12月の好調時の数字を反映している。12月における受注高は3ヵ月の移動平均値として223億2400万円を記録し、販売額は単月として186億7900万円になった。


日本市場における製造装置は回復基調に

日本市場における製造装置は回復基調に


受注高だけを見ると、800億円という好調月の金額にはまだ到底達していないが、少しずつ着実に回復してはいる。販売高も同様で、2008年3月の1147億円という数字にはまだ、ほど遠い。しかし、どん底からは完全に脱しており、少しずつだが着実に回復している様子がうかがえる。


製造装置の販売額はまだ少ないが回復基調

製造装置の販売額はまだ少ないが回復基調


(2010/02/16)

月別アーカイブ