2010年2月 5日
|産業分析
車載用電子機器のソフトウエアを標準化するための国内団体JASPARが、2007年から2009年までの活動報告を2月4日に行った。もともとJASPARは欧州の車載用ECUに搭載する組み込みソフトウエアの標準化団体AUTOSARが開発したプラットフォーム(OS:operating systemやネットワーク用のミドルウエア)を日本風にアレンジしてきた。AUTOSARにはない信頼性の追加やコード効率の向上を進めてきたことを成果としてあげた。
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2010年2月 4日
|技術分析(半導体製品)
不況でも研究開発費を落とさなかった米アナログ・デバイセズが2010年は攻めに転じる。2009年10月末に2009年会計年度を終えたアナデバは、前年同期比22%減という不況のどん底に落とされながらも利益率14%を確保し、高性能アナログ信号処理システムのソリューションを提供することで、市場獲得を追求する。技術と市場を両輪とした戦略だ。
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2010年2月 1日
|週間ニュース分析
先週のニュースは何といってもアップルが発表した携帯多機能情報端末「iPad」だろう。アップルが記者発表するというアナウンスがあると米国のメディアはあーでもない、こうでもないとさまざまな想像を巡らせたものの、結局はやや大きめのタブレットのようなタッチパネル方式の端末だった。別のトピックスでは半導体メーカーの業績が2009年10〜12月期に急回復している様子も報じられている。
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2010年2月 1日
|会議報告(プレビュー)
株式会社セミコンダクタポータル(委託)
2009年3月発行
日本半導体産業は、国内外に渉る企業・事業の再編が喫緊課題となり、海外勢と同様に厳しい状況にある。しかし、異常な競争環境であるからこそ、人材蓄積を活かした、日本発LSIが世界に挑戦する好機でもある。
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2010年2月 1日
|長見晃の海外トピックス
二番底の懸念など警戒気分が依然払拭しきれない中、奮い立つ動き、奮い立たせる動きがほしいものと思っていたら、そのような動きが相次いで起きている感じを受けている。市場気分を前向き、上昇志向にもっていくことは常に大切と思っているが、新興経済圏をはじめとする実需上昇、注目の新製品登場などその気分を支える材料が実際に増えてきている現時点と思う。
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