4ヵ月連続1.0を超えている半導体製造装置のB/Bレシオ
SEAJ(日本半導体製造装置協会)は2009年7月分のB/Bレシオ(販売額に対する受注額の比)が3ヶ月間の移動平均値で1.34となったことを速報していたが、このほどその詳細を発表した。B/Bレシオが2カ月連続1.0を越えたからといって景気が回復したとは言えない。あくまでも受注が増え始めている状況を表しているだけである。 [→続きを読む]
SEAJ(日本半導体製造装置協会)は2009年7月分のB/Bレシオ(販売額に対する受注額の比)が3ヶ月間の移動平均値で1.34となったことを速報していたが、このほどその詳細を発表した。B/Bレシオが2カ月連続1.0を越えたからといって景気が回復したとは言えない。あくまでも受注が増え始めている状況を表しているだけである。 [→続きを読む]
8月最後の週における電子産業のニュースは、比較的豊富ではあったが、やはり議論しなければならないことは政権交代が半導体にどう影響を及ぼすかだろう。富士通がファブライトを一層進めることと、NECエレとルネサスの合併劇がまた一月延期されたこと、NEC・日立・カシオの携帯電話部門の統合などの話は霞んでしまった。 [→続きを読む]
技術、投資回収など様々な限界、行き詰まり、はたまた昨年後半以降の世界経済不況などにより、止む無く変わらざるを得ないという状況を方々で感じるところがあり、今回注目している。市場好転の兆しがさらに見えているとはいえ、昨年前半以前の水準に向かって戻していく過程では、変わらなければという状況に今後とも遭遇するのではという予感である。 [→続きを読む]
富士通マイクロエレクトロニクスは、ファブライト戦略を一層進めることをこのほど明らかにした。8月27日のLSI事業戦略説明会において富士通マイクロの岡田晴基社長は、コストカットをさらに進めると同時に、28nmプロセスは台湾TSMCと共同で開発すると述べた。 [→続きを読む]
SICAS(世界半導体生産キャパシティ統計)が発表した2009年第2四半期(4〜6月)のデータによると、半導体ウェーハ生産稼働率は上昇していることがはっきりと読み取れる。この統計は8インチ(200mm)ウェーハに換算した数値を使う。2008年の第3四半期(3Q)までは稼働率はほぼ90%を推移していたが、2008年第4四半期(4Q)から大きく違ってきた。 [→続きを読む]
最近、アップル社のiPhone 3GSを分解して見せる記事をよく見かけるが、アップルマークの付いたアプリケーションプロセッサがサムスン製であるという記事も見るようになった。アップル社は部品メーカーなどの情報については決して明らかにしていないが、ケースを分解し、さらにチップもモールドパッケージを発煙硝酸などで溶かして中身を暴く企業が明らかにしている。 [→続きを読む]
NECエレクトロニクスとルネサステクノロジの統合はうまくいかない、と言う人が多い。どだいNECマイコンとルネサスのSHマイコンの設計思想は、あまりにも違いすぎる。また、各半導体工場の製造プロセスもかなりの違いがあり、これを合わせ込むのも大変なことになるのだ。「どうせ今回の合併劇は事業所封鎖、大量の人員リストラをやりたいための方便でしかない」。こう考えるジャーナリストやアナリストも多い。 [→続きを読む]
8月お盆休み明けの週は比較的静かな週だった。その中で、グローバルな協業を進めている企業のニュースが相次いで発表された。8月19日に日本以外の企業が、外国企業との提携や外国企業との関係を通じてビジネスモデルを変えるといったニュースを紹介したが、他にもグローバルな提携が勢いを増している。 [→続きを読む]
世界経済の現状について、最悪期を抜け出して下げ止まりつつある、と米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ(Bernanke)議長が指摘とのこと(8月23日付け NIKKEI NET)、やっと全体認識もここに至ったか、というところである。ただし緩やかな回復という警告条件付きは、半導体業界でも当てはまること、何処でも触れられている。そんな中、先々に向けて心地よく感じる新技術が発表され、目についてきている。 [→続きを読む]
シリアルポートDRAM規格のライセンシングとそのコンソシアムを運営するSPMTは、英国のプロセッサIPベンダーであるARMがSPMTコンソシアムにプロモータメンバーとして参加したと発表した。SPMTはSerial Port Memory Technologyの略で、メモリーの端子数を減らし、コスト低減を図るのが狙いで、主に携帯機器向けの仕様となる。 [→続きを読む]