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10月によく読まれた記事は、2カ月連続、東京エレクトロンとAppliedの統合

2013年10月にもっともよく読まれた記事は、9月に続き、「Appliedと東京エレクトロンが経営統合へ、なぜライバル同士が急接近したか」になった。第2位の「今でしょ!−東京エレクトロン・Applied Materialsの合併劇を分析する」と同様、東京エレクトロンとApplied Materialsとの合併発表に関する分析記事が上位を占めた。

半導体産業の観点から見ると、好調に見える両社がなぜ、と思える。しかし、両社はこれからの製造装置産業に対して、強い危機感を持つ。少なくとも国内で設備投資を積極的に続けるところは、東芝とソニーしかいない。もはや国内の半導体デバイス産業は装置産業にとって、魅力的ではない。Applied も業績を見る限り、世界的に似たような状況だ。

第3位には河田勉のIT開発の視点「元気なサムスンと、ちょっと変なサムスン」が入った。これは、スマートフォンで先頭を行くサムスンと、最近、ウェアラブルデバイスとして腕時計型の端末を出したが、これについてのコメントを紹介している。

第4位の泉谷渉の視点「東京エレとアプライド経営統合の意味〜微細化/投資のカルチャー変化が主因」は、今回の1位と2位と同じトピックスを扱っている。

第5位の ニュース解説「アップルiPhone 5sに初の64ビットAPU搭載、東芝の積極投資に注目」では、発表されたアップルの新型スマホ、iPhone 5sに搭載された64ビットのA7アプリケーションプロセッサと、そのコプロセッサとしてのM7について触れている。

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