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2024年8月

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生成AIが実証実験から現場へ提供、医療現場での適用始まる

生成AIが実証実験から現場へ提供、医療現場での適用始まる

生成AIの現場利用が始まっている。すでにPoC(実証実験)の段階は終わった。日本IBMは、ビジネス利用の生成AIやAIの利用をさまざまな分野の顧客に提案してきたが、すでに現場利用を明らかにできるレベルに達した。医療現場の事例を紹介する。日立製作所も生成AIを活用して顧客へのサービスを提供するビジネスを始めた。 [→続きを読む]

2024年世界半導体市場は14〜20%成長に、2024年2QトップはNvidia

2024年世界半導体市場は14〜20%成長に、2024年2QトップはNvidia

世界の半導体市場は2024年、どうやら前年比で14%〜20%成長になりそうだ。8月23日(金)にセミコンポータルが主催で開催したSPIマーケットセミナー「2024年後半の世界半導体市場、AI需要の高まり」において、Omdiaからも2024年の見通しが出され、最新の成長予想が出揃ったことになる。 [→続きを読む]

製品の値上げで付加価値を売る、エイブリックの営業戦略

製品の値上げで付加価値を売る、エイブリックの営業戦略

2023年6月にエイブリックの代表取締役社長執行役員に就任した田中誠司氏。2024年6月末には、経営のプロであり、エイブリックの会長兼ミネベアミツミの専務執行役員であった石合信正氏が退任され、田中社長はミネベアミツミの事業執行役を引き続き担っている。社長就任から1年経ち、エイブリックはどう変わったか。 [→続きを読む]

キオクシア、東証へ上場を申請、日経報じる

キオクシア、東証へ上場を申請、日経報じる

キオクシアが東京証券取引所に株式上場を申請した、と8月24日の日本経済新聞が報じた。同社の大株主はファンドの米ベインキャピタルと東芝で、キオクシアの上場後、保有株を段階的に売却する。また23日の日経は半導体製造装置大手が次四半期の見通しを整理した。TSMCのドレスデン工場の起工式が行われ、AMDは台湾南部に2拠点を新規に設ける。 [→続きを読む]

AI需要を巡る半導体市場の見方および各社の活発な戦略的動きの現時点

AI需要を巡る半導体市場の見方および各社の活発な戦略的動きの現時点

パソコン、スマートフォンはじめ従来の半導体市場の本格回復が待たれる中、米国および中国の経済情勢の先行き懸念の見方もあって、勢い独り目立って半導体市場を引っ張っているAI需要に目が向く現下の市況に見えている。AI半導体にうまく乗っかかって好業績をあげている各社が、限られて目立っている。したがって、AI関連の波に効果的に乗るべく、各社の活発な戦略的動きが至るところ相次いでいる。当面引き続く動き&取り組みと思われ、ここらあたりでの更新ということで、AI需要を巡る半導体市場の見方および各社の動きの現時点に以下注目している。欧州はじめAI法規制の動向に目を向けながら、今後の展開に随時の注目を要するところがある。 [→続きを読む]

米TI、POL電源モジュールを2.3mm×3mmの面積に小型化

米TI、POL電源モジュールを2.3mm×3mmの面積に小型化

Texas Instrumentsは、POL(Point of Load)と呼ばれる電源用ICとして使う、出力6Aの小型電源用パワーモジュール「MagPack」を開発、サンプル出荷を開始した。出力6AのDC-DCコンバータでさえ、大きさは2.3mm×3mm×1.95mm(高さ)とボードに実装する面積が小さい。このためボードスペースを有効に使うことができる。 [→続きを読む]

6月、7月の世界半導体、回復はゆっくりだがTSMCの7月は過去最高

6月、7月の世界半導体、回復はゆっくりだがTSMCの7月は過去最高

米SIA(半導体工業会)が発表した、6月の半導体販売額は前年同月比で18.3%増の499.8億ドルであった(参考資料1)。台湾の半導体を含むIT企業19社の7月における売上額は同21.6%増の1兆4062台湾元(約6兆4000億円)で5カ月連続増加となった。この2つの事実から2022年後半から始まった半導体不況からの回復はゆっくりと進んでいるといえよう。それを解き明かす。 [→続きを読む]

米国のCHIPS and Science Act施行から2年、現状および各国への波及

米国のCHIPS and Science Act施行から2年、現状および各国への波及

米国国内の半導体産業強化支援法案であるCHIPS and Science ActにBiden大統領がホワイトハウスの南芝生で署名を行ったのが、2022年8月9日の朝のこと。「一世一代」の投資と強調されていたが、はや2年が経過している。半導体製造強化に向けた連邦資金$52 billionの助成が、国内外の主要半導体各社に順次支給されてきて、この週末にTexas Instrumentsに対する発表が行われている。半導体工場の立地選定から、最先端プロセスでの製造立ち上げ、顧客の確保となると、何年要するか。各社の進捗記事に様々な問題意識とともにあらわされているが、米国CHIPS Actの2年経過の現時点での状況、そして各国・地域への波及の関連を以下追っている。 [→続きを読む]

2024年後半の半導体市場はどうなるか、AI需要の高まりと共に解説

2024年後半の半導体市場はどうなるか、AI需要の高まりと共に解説

今年も、2024年後半から1年後の世界半導体市場について考えるセミナーであるSPIマーケットセミナー「2024年後半の世界半導体市場、AI需要の高まり」を8月23日(金)13:30〜15:50に開催する。半導体市場は少しずつ回復しているが、その回復の動きは遅い。2022年夏の半導体販売額のピーク時を超えてはいないようだ。 [→続きを読む]

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