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2016年8月

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新トランジスタ測定に向いたプローブやアナライザ

新トランジスタ測定に向いたプローブやアナライザ

半導体の基本は、やはりトランジスタ。トランジスタの性能を正確に測ろうとすると実はかなり難しくなってきている。オフからオンへの立ち上がりの速いSiCやGaNなどが登場、周波数帯域が拡大した。半導体は太陽電池やディスプレイTFT、ReRAM/PCRAMなど、パラメータ測定が必要な産業が拡大した。Tektronixはそのような性能・産業に向けた半導体測定器をリリースした。 [→続きを読む]

Hot Chipsを軸に次世代、新分野への取り組み、連携を見る

Hot Chipsを軸に次世代、新分野への取り組み、連携を見る

マイクロプロセッサを代表として次世代の半導体設計&アーキテクチャーの取り組みが披露されるHot Chips conference(8月21-23日:Cupertino, Calif.)が開催され、長らく親しんだInternational Technology Roadmap for Semiconductors(ITRS)が、International Roadmap for Devices and Systems(IRDS)に代わっていく節目の今年、先々の方向性に向けた1つの場として注目している。また、Artificial Intelligence(AI)、augmented reality(AR)およびvirtual reality(VR)など新分野開拓に向けた各社そして多様な連携が引き続いて展開されている。 [→続きを読む]

2016年ファウンドリの世界トップ10社ランキング見通し

2016年ファウンドリの世界トップ10社ランキング見通し

2016年の世界のファウンドリトップ10社の予想をIC Insightsが発表した。それによると、1位はダントツのTSMC、2位GlobalFoundries、3位UMC、4位SMICは変わらないが、5位にはイスラエルのTowerJazzが上がってくるとしている。ファウンドリビジネスは半導体全体のビジネスより成長率が常に高く、2016年も半導体全体がマイナス成長なのにファウンドリは9%成長すると見ている。 [→続きを読む]

事実なら、ルネサスのM&A戦略に沿ったIntersil買収提案

事実なら、ルネサスのM&A戦略に沿ったIntersil買収提案

ルネサスエレクトロニクスが米国のアナログおよびミクストシグナルのIntersilを買収する交渉が最終段階に入った、と8月22日の日本経済新聞が報じた。ルネサスの社長兼CEOの呉文精氏が、製品がダブらない企業とM&Aを行う、と語っており(参考資料1)、もし買収先がIntersilならば、的を得た買収といえる。ただし、ルネサスは「本件は当社が発表したものではありません。当社は事業のさらなる成長に向け、本件を含めさまざまな可能性を検討していますが、現時点で決まった事実はありません」と述べている。 [→続きを読む]

Intel Developer Forum(IDF)に見る10-nmファウンドリー&新分野移行

Intel Developer Forum(IDF)に見る10-nmファウンドリー&新分野移行

Intel Developer Forum(IDF)(2016年8月16-18日:サンフランシスコ)が開催され、パソコン用プロセッサを主導、1990年代の始めから世界半導体サプライヤランキングの首位を引っ張り続けているIntel社の動きにまたも注目である。新たな軸足への移行が喫緊求められる中、この春は人員削減を行い、パソコンから新しい事業分野の売上げ比率を高めている最中にある。今回は、モバイルをリードするライバル、ARMと連携するという大きな動きに出て、持ち前の最先端プロセス技術を活かす"10-nmファウンドリー"が新たな強化策として打ち上げられている。 [→続きを読む]

NI、「アドバンテストとは競合しない」測定器で半導体テスターを強化

NI、「アドバンテストとは競合しない」測定器で半導体テスターを強化

研究開発用のフレキシブルな測定器を開発している米National Instruments社が半導体テスターを充実させてきた。8月にテキサス州オースチンで開かれたNIWeek 2016において、抵抗変化型メモリ用のテスターをはじめ、テストパターン発生器とその開発ツール(ソフトウエア)、RF半導体用テスターVST2.0、2年前に発表したSTSの進化状況などを発表した。 [→続きを読む]

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