クルマの48V化が現実的に〜Infineon、Boschが水面下で推進
クルマの48V化が現実味を帯びてきた。2014年カーエレクトロニクス展では、Boschが48Vの回生システムをひそかに出展しており、Infineonからは自動車用MOSFETの製品マーケティングと応用技術の部門長であるCarlos Castro氏(図1)がその狙いを語った。 [→続きを読む]
クルマの48V化が現実味を帯びてきた。2014年カーエレクトロニクス展では、Boschが48Vの回生システムをひそかに出展しており、Infineonからは自動車用MOSFETの製品マーケティングと応用技術の部門長であるCarlos Castro氏(図1)がその狙いを語った。 [→続きを読む]
スマートフォンやタブレットなど携帯機器の心臓部となるアプリケーションプロセッサ(APU)とLTE通信モデムチップの世界ランキングが発表された。これは英国の市場調査会社Strategy Analytics社が2014年の第3四半期について発表したもの。 [→続きを読む]
昨年末から一気に活況の度合いを上げているInternet of Things(IoT)およびwearable electronicsの熱気が、今年に入っても続くとともに、いろいろな切り口での一層具体的なアプローチが世界の方々から噴出している様相がある。IoTが進化した新たなインターネットのイノベーション、Internet of Everything(IoE)という表し方の打ち上げも見られて、どこまでどのように進展していくか、大きな注目である。Apple Watchの発表に向けた敏感な市場の期待、反応が、1つに物語るところとなっている。 [→続きを読む]
2015年はIoT事業を構築する年になりそうだ。IoTは今すぐに立ち上がる事業ではないが、IoT市場に向け、東芝はIoT体制を組織化する。IntelはIoT端末の開発を発表し、これまでの上位レイヤー事業とは異なる事業になり、ビジネス戦略の転換を図る。 [→続きを読む]
日本半導体製造装置協会が発表した2014年12月における日本製半導体製造装置の受注額は前月比3.9%増の1202億3300万円、販売額は6.2%増の925億4500万円、B/Bレシオは1.30となり(図1)、好調さを示した。数字は全て3ヵ月間の移動平均値である。 [→続きを読む]
半導体は未だに夢多き成長産業だ。常に貪欲に新しい応用を開発し市場を広げて行く傾向は衰えない。半導体を中心に展開されるICTは農業にも応用が広がる。我が国の農業は課題が少なくない。担い手不足、耕作放棄地の増加、世界からの輸入に大きく頼る食料事情などだ。 [→続きを読む]
AlteraのCEO兼会長であるJohn Daane氏(図1)が2015年の産業界を展望する。やはり大きな動きとしてIoT(Internet of Things)を採り上げている。FPGAメーカーがIoT分野で力を発揮できるのは、センサとも言われるIoT端末を束ねてインターネットへデータを送信するゲートウェイよりも上のレイヤー、すなわちクラウドの世界である。FPGAはクラウドの中心である、データセンターとネットワークを進展させるドライバとなる (セミコンポータル編集室)。 著者:John Daane , CEO and Chairman, Altera Corp [→続きを読む]
1月中旬、東京国際展示場で開催された、国際カーエレクトロニクス技術展(図1)では、ルネサスエレクトロニクスがチップをほとんど見せずにチップで何ができるか、というソリューション提案を示した。これまでのルネサスならチップを見せ、そのスペックやプロセスを訴求していたが、今回は、世界の半導体企業と同様、ソリューション提案戦略に変わった。 [→続きを読む]
2014年の世界の半導体産業は7.9%成長したと米市場調査会社ガートナーが発表した。1月13日、14日、それぞれ日経産業新聞と日刊工業新聞が報じたものだが、他の調査会社の数字9%成長よりはやや低い。ガートナーの発表した数字は、半導体市場が3398億ドルとしており、メモリがけん引したと伝えている。昨年の好調はまだ続いている。 [→続きを読む]
半導体ランキングでトップのインテルに続く3社であり、モバイル機器用プロセッサの設計、製造をリードするSamsung、TSMCおよびQualcommを巡って、新年早々騒がしい動きが浮上している。2014年の最高業績を発表したTSMCであるが、Apple社の新規A9プロセッサ製造についてプロセス技術で先行するSamsungが大方の受注を獲得して反転攻勢とのこと。Samsungの自前プロセッサ開発、Qualcommの欠陥問題と、真偽の度合い如何、情報戦の様相も感じられるが、実力本位の凌ぎ合いで3社もつれ合う急展開の情勢を受け止めている。 [→続きを読む]