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2013年12月

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新年、2014年を迎えるタイミングであるが、過ぎゆく2013年、どう総括されるか。半導体業界では、米SIAからのデータで、月次・四半期販売高が史上最高を記録、年間販売高も数年来の$300 billionの壁を突破する見込みとなっている。分野別の中身的には、従来引っ張ってきたパソコンの停滞を、スマートフォン、タブレットなどモバイル機器の世界的な活況が補って余りある勢いを示したと言える状況である。過ぎゆく1年の本欄のタイトルより、2013年を次の通り振り返っている。 [→続きを読む]
アドバンテストは、テストヘッドを除く部分を共通化したテストプラットフォームT2000を基本とするビジネス戦略を進めており、このセミコンジャパンでもT2000に接続するためのテストハンドラやモジュールを続々発表した。ハンドラやモジュールで特長を持たせている。 [→続きを読む]
次世代のロジック系LSIにおいて活躍する能動素子はやはり電界効果型トランジスタを用いたCMOS回路になるだろう。脳に匹敵する300億トランジスタからなる1チップLSI(参考資料1)は動作速度が十分に速く、かつリーク電流が小さく消費電力が抑えられて初めて可能だ。筆者が考えるにこの利点を有するデバイスに注目するとMOSFETの先端を走るのがFINFETだ、と考えている。 [→続きを読む]
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電車の中で目にすることがある。ひび割れた画面のスマートフォンを使っている人がいる。デバイス自体は痛々しいがちゃんと動作しているらしい。画面のひび割れは、スマートフォンを固いコンクリートなどに落とした際などに起こるらしい。 [→続きを読む]
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先週は、工場の売却を巡るニュースが半導体業界を駆け巡った。パナソニックの半導体事業の再構築が正式に発表された。半導体事業は、「パナソニック株式会社オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社セミコンダクター事業部」として長岡京市で継続するが、魚津、砺波、新井の各工場は、イスラエルのファウンドリTowerJazzとの合弁会社となる。 [→続きを読む]
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本年も残すところあと僅かとなったタイミングながら、半導体関連市場での新たな局面展開に向けた業界各社の動きが活発に見られている。AvagoがLSIを、IntelがMindspeedをそれぞれ買収、取り組む事業を加える動きが1つ。 また、中国で伸び続けるスマートフォン市場に向けて、LCD driver ICはじめ関連コンポーネントの供給で熾烈な競争、そして参入が繰り広げられている。もう1つ、インドのITおよびソフトウェアサービス大手では、約16,000人のエンジニアを加える計画が打ち上げられて、本年の締めを煽っている。 [→続きを読む]
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2013年11月における日本製半導体製造装置の受注額はやや一服というところ。依然として受注額の方が販売額よりも多いという好調を維持している。受注額は1128億6300万円、販売額は813億7300万円、B/Bレシオは1.39であった。 [→続きを読む]
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IEEE IEDM(International Electron Device Meeting)では、トンネルFET(TFET)をはじめとする次世代半導体の発表がさまざまな研究所、大学、企業からあった。TFETにはサブスレッショルド電流の傾斜を急峻にできるというメリットがあるため、各社はこれを生かし、5nmノードを狙い、0.5V以下の電源電圧を狙う。 [→続きを読む]
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パワーマネジメントIC(PMIC)は、AC-DCやDC-DCコンバータを含む電源ICを指す言葉である。電源は今やあまりにも複雑になり、かつての5V単一、3/3.3V単一というシステムはもはや存在しない。電子システムの消費電力を下げるために回路ごとに電源電圧を最適化することによる。パワーオンEthernet(PoE)、スマート急速充電IC、デジタル電源、ノイズを抑えるPOL(point of load)、LEDドライバなど、PMICは多様な広がりを見せている。 [→続きを読む]
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国内では半導体事業の縮小や、工場の閉鎖といったニュースが相次ぐ中、インターネットサービス業者であるグーグルが、半導体の自社設計を検討しているというニュースが飛び込んできた。日本経済新聞が12月14日に報じたが、米国では、Bloombergをはじめ、Wall Street Journal、U.S.News、CNET等、様々なメディアが論評した。 [→続きを読む]

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