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2013年12月

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$300 billion突破が見込まれる本年の世界半導体市場となっているが、締めるタイミングにきて、特に世界の市場を照らす度合いが増している台湾発の動きが先行きに向けて波紋を広げている。台湾ファウンドリーの月次販売高が減少を示したことが1つ、また、台湾の組立・検査の最大手での有害排水垂れ流しの事態が起きている。クリスマスそして来る1月31日の春節に向けてモバイル機器が引っ張る市場景気の動向とともに、サプライチェーンへの影響の度合いなど、一過性で済むのかどうか、新年を迎えるこの時期当面の注目と思う。早急な回復、収拾を望むものである。 [→続きを読む]
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IT/半導体と医療のクロスオーバーが話題になっている。まるでジェットコースターのような受発注の波に振り回される電子デバイス業界と違い、医療機器は毎年緩やかに成長を遂げていく堅調な市場として非常に魅力的に映るのだろう。 [→続きを読む]
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2013年10月の世界半導体出荷額は、270億6000万ドルと3ヵ月の移動平均値としては過去最高を達成した。2008〜2009年のリーマンショックによる落ち込み期間を過ぎてから世界の半導体出荷額はやや足踏み状態だった。今年に入り上昇傾向が強まっている。 [→続きを読む]
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世界のエコシステムをどうやって構築していくか、これをテーマにしたパネルディスカッション(図1)がSEMICONジャパンの会場で行われた。主催者のGSA(Global Semiconductor Alliance)は、世界中の半導体および半導体関連企業のトップが集まる人脈ネットワークで、事業の拡大と業界の発展に貢献することを最大の狙いとした団体だ。 [→続きを読む]
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相変化メモリがRAMとして使える可能性が出てきた。超低電圧デバイス技術研究組合(LEAP)は、結晶Aと結晶Bの遷移だけで相転移できる原理を利用したメモリを開発し、1億回を超える書き換え回数を得た。これ以上の書き換えテストは時間がかかりすぎるため、中止したという。 [→続きを読む]
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先週、SEMICONジャパン2013が開催された。展示は、幕張メッセのホール1〜6で行われ、国際会議場でセミナーが開かれた。業界で注目された東京エレクトロン(TEL)とApplied Materialsとの事業統合についての作業に入っているという発表があった。 [→続きを読む]
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本年も押し迫ってきたが、米Semiconductor Industry Association(SIA)からの恒例、月次世界半導体販売高の発表は、この10月分とともにWorld Semiconductor Trade Statistics(WSTS) organizationからの本年および中期にわたる予測を受けて行われている。10月の$27.06 billionは史上最高になるとともに、今年の販売高予測は$304.3 billionと、SIA発表では史上初の$300 billion大台突破になる。モバイル機器活況によるメモリ、そしてプロセッサなどの伸びが大きく引っ張る内容となっている。

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IHSグローバルが2013年の世界半導体市場見通しを発表した。2013年の半導体市場見通しについてはすでにIC Insightsが発表している(参考資料1)が、IHSの統計にはファウンドリを含まない。このため、本ランキングの合計金額が半導体全体の市場を表していることになる。 [→続きを読む]
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アップル社のiPhone 5s発表時には64ビット化の明確な利点が強調されなかったので、「ただ、モバイル機で最初に64ビットを採用したと言いたいだけ!」などとの声も聞かれた。実際には体感しないと正確なことが言えないので、iPhone 5s、iPad mini Retinaに変更して使っての感想とこれからの展望をここで述べる。 [→続きを読む]
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2013年11月にもっともよく読まれた記事は、2013年における世界半導体ランキング見通しであった。 これは、米国の市場調査会社のIC Insightsが2013年11月の時点で、各半導体メーカーの第4四半期における売り上げ見通しをまとめたレポートに基づいている。 [→続きを読む]

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