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2013年の世界半導体ランキング見通しをIHSグローバルも発表

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IHSグローバルが2013年の世界半導体市場見通しを発表した。2013年の半導体市場見通しについてはすでにIC Insightsが発表している(参考資料1)が、IHSの統計にはファウンドリを含まない。このため、本ランキングの合計金額が半導体全体の市場を表していることになる。

表1 2013年の世界半導体市場ランキング(売上額の単位は100万ドル)
出典:IHSグローバル

表1 2013年の世界半導体市場ランキング(売上額の単位は100万ドル) 出典:IHSグローバル


1位Intel、2位Samsung、3位Qualcommという順位に変わりはないが、4位にMicronが入ってきた。メモリビジネスが今年は好調であることを反映したもので、5位のSK Hynixが昨年の7位から上がり、東芝も前年比11.9%増と伸ばしている。ただMicronの数字は、1〜12月のエルピーダの分も含んでいる可能性が強い。同社の141億6800万ドルは前年の2倍強もあるからだ。Micronが正式にエルピーダ買収を完了したのは今年の8月であり、それ以降の売り上げの数字を含めるのか、1月までさかのぼって含めるのかの違いが、二つの調査会社の違いだろう。

伸びの大きな企業では買収による売り上げ増の影響も大きい。Micron以外では、Intelは富士通アメリカを買収、SamsungはマイコンメーカーIXYSを、Broadcomはルネサスモバイルをそれぞれ買収した。メモリ以外では、モバイル系のベースバンドプロセッサに強いQualcomm、MediaTekもそれぞれ31.6%増、32.1%増という伸びを示した。欧州勢も好調でNXPは13.2%増、Infineonが5.7%増であった。STMicroelectronicsだけは4.9%減と業績を落とした。

日本勢はメモリメーカーの東芝を除き、軒並み大幅に減少した。ソニー、ルネサス、ロームはそれぞれ、28.1%減、15.3%減、14.3%減を見込んでいる。ロームは昨年の20位から圏外になると予想している。ただし、これは年初からの急速な円安が大きく影響している。

参考資料
1. メモリメーカーが潤っている2013年〜半導体世界トップ20ランキング (2013/11/11)

(2013/12/06)

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