セミコンポータル
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2011年10月

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「せっかく良い製品を持っていても知名度を上げる努力をしないことには顧客は買ってくれない。知る人ぞ知るではダメなんだ」。こう語るのはアナログ半導体で定評のある米国マキシム(Maxim Integrated Products)社日本法人マキシム・ジャパン代表取締役社長の滝口修氏。今年のCEATECに初めて出展したマキシムは日本の売り上げがわずか7%の同社は日本市場攻略にようやく本格的に力を入れることになった。 [→続きを読む]
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セミコンポータルが今年の5月17日に紹介した(参考資料1)、フィンランドのMEMSメーカーVTI Technologies社を村田製作所が買収した、というニュースが衝撃的だった。2009年の4月に最初に紹介したVTIとKionixの内(参考資料2)、Kionixをロームが買収、今回はムラタが買収した。面白そうな企業は京都の企業が買収する傾向がある。 [→続きを読む]
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「カリスマの残像」、手は「芸術家」・言葉は「機関銃」、などなどSteve Jobs氏を巡る記事や番組が引きも切らず、発売された「iPhone 4S」も事前評価以上の人気を呼んで米アップルの株価が終値の最高値を更新している。 パソコン業界も挽回を図るよう、超薄型・超軽量に使い勝手の工夫を施して「ウルトラブック」が各社から発表されようとしており、業界全体に改めて活が入った様相である。グローバルに通用して、感動、共感を呼ぶ製品・技術・サービス力の発揮が、今また問われている受け止め方である。 [→続きを読む]
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Luc van den Hove氏、ベルギーIMEC CEO ベルギーのルーベンを本拠とするIMECが今年もメディアを集めたITF(IMEC Technology Forum)を開催した。その開催期間中、セミコンポータルはCEOのLuc van den Hove氏にインタビューし、IMECの目指すもの、これからの成長のカギを握るもの、それに向けた仕組み作り、などについて聞いた。 [→続きを読む]
2011年9月に最もよく読まれた記事は、ニュース解説の「液晶パネルで東芝・日立・ソニーの3社連合成立の陰にアップルvsサムスンあり」であった。この記事は、液晶連合が成立したが、その裏にはアップルがサムスンとのバトルを繰り広げている関係を指摘した。 [→続きを読む]
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米スパンション(Spansion)社が、もともと高速読み出しを特長とするNORフラッシュを低コストで提供できるシリアル読み出しメモリー製品群を強化している。シリアルメモリーはもともと安くするためピン数を減らす方式だったが、NANDフラッシュよりも高速に読み出せるという特長を発揮できるようになった。スパンションはNANDとは競合しない高速フラッシュを低コストで実現するための分野を狙っている。 [→続きを読む]
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ベルギーの研究開発会社IMECが450mmウェーハのファブを2016年はじめに稼働を始める計画を発表した。すでに数社と話し合いに入っている、と同社CEOのLuc van den Hove氏は語った。450mmウェーハプロジェクトはこれまで米国の研究開発組合SEMATECHが中心となってやってきた。これを単なる対立と捉えると大きく間違えることになる。 [→続きを読む]
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白色LED照明の原材料となるサファイヤ基板結晶を製造する装置と、サファイヤ結晶インゴットを製造販売する米GT Advanced TechnologyがLED Japanで存在感を示した。大きな体積のサファイヤ基板の8インチ化を可能にし、しかもインゴット直径当たりの価格も下げられる見通しだ。サファイヤの市場は拡大成長すると見る。展示会での同社の標語はGrowth begins here(成長はここから始まる)であった。 [→続きを読む]
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先週のビッグニュースは、なんといっても米アップル社会長で元CEOのスティーブ・ジョブズ氏の逝去である。彼の社会に与えた影響はあまりにも大きい。超薄型パソコン、音楽プレイヤー、スマートフォン、タブレットなど、革命者といっても良いくらい私たちの生活を変えた。彼の死後、社会はどのようになるか、想像しにくい。 [→続きを読む]
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秋もたけなわ、半導体販売高、展示会そしてアップル社のiPhone 4S発表売り出しと立て続け半導体・エレクトロニクス業界の動きに注目していたところに、そのアップル社の総帥、Steve Jobs氏の訃報である。朝パソコンをのぞき込み始めた瞬間の第一報に非常に驚かされるとともに、その後の世界からの報道が何より物語るように、世界を次々と根本的に変えた同氏の一言ではなかなか表わしようがないもの凄さが時間とともに増幅してくる。業界の動きを追うなかでの測り知れないインパクトを感じている。 [→続きを読む]

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