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最新世界半導体ランキングが2ヵ月連続PVでトップに

2011年6月に最もよく読まれた記事は、マーケット「2011年第1四半期の世界半導体ランキングをICインサイツが発表」だった。2ヵ月連続でよく読まれたことになるが、IC Insightsは日本に拠点がないためか、国内メディアは余り採り上げない。このためにセミコンポータルに集中したと考えている。

第2位はブログ;大和田敦之の視点「ReRAMの実用化がスタートする」であった。パナソニックがReRAMをマイコンに搭載するというニュースがあったことをきっかけに大和田敦之氏が論じたもの。

第3位のインダストリー「3次元ICの共同開発に見る、日本のASETと米国SEMATECHの明確な違い」は独自の視点で日米のコンソシアムの違いを議論したことが注目された。日本のASETが研究開発指向なのに対して、SEMATECHはビジネスとして商品化させるための仕組み作りに重点を置いていることを両セミナーに出席したことで見えてきた。

第4位:マーケット「世界の半導体市場は2011年5.4%成長、2013年まで平均6.1%成長へ、WSTS予測」はWSTSが記者発表した内容をベースにしたものだが、地域別の定義を再確認し、メモリなど製品別の分析も加えた記事に仕立てた。

第5位にはテクノロジー「インホイールモータEVは日産リーフと同じ電池容量で1.6倍の航続距離を達成」が入った。テクノロジーという分野は専門的な技術を扱うため、一般的にはあまりページビューは多くない。しかし、今回のテーマは比較的身近な電気自動車の航続距離を比較したためわかりやすかったものといえる。

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