台湾ファブレス急伸、直近の世界ファブレストップ10ランキング

2021年第1四半期における世界のファブレス半導体ランキングを市場調査会社TrendForceが発表した。1位のQualcommは前年同期比53.2%増の62.8億ドルとトップを維持したが、2位にはNvidiaが入り同75.6%増の成長、51.7億ドルに達した。Broadcomは同18.8%増と20%弱の成長の44.9億ドルを売り上げても3位に落ちた。ファブレスの勢いはファウンドリを超える(参考資料1、2)。 [→続きを読む]
2021年第1四半期における世界のファブレス半導体ランキングを市場調査会社TrendForceが発表した。1位のQualcommは前年同期比53.2%増の62.8億ドルとトップを維持したが、2位にはNvidiaが入り同75.6%増の成長、51.7億ドルに達した。Broadcomは同18.8%増と20%弱の成長の44.9億ドルを売り上げても3位に落ちた。ファブレスの勢いはファウンドリを超える(参考資料1、2)。 [→続きを読む]
2021年の世界の半導体市場は前年比19.7%増の5272億ドル(約57兆5000億円)になりそうだ、とWSTS(世界半導体市場統計)が予測を発表した。その内、日本市場はわずか7.8%の411億ドルとなり、日本には半導体を使う電子機器メーカーが圧倒的に少ないことを示している。WSTSの市場は、チップを第三者に渡す場所、と定義している。 [→続きを読む]
経済産業省が「半導体・デジタル産業戦略」を6月4日にまとめ、発表した。6月4日の日本経済新聞が朝刊でデジタル産業基盤について簡単に紹介しただけだが、6月7日の日刊工業新聞は、半導体やデジタルインフラ(データセンター立地推進)などについて触れた。打ち出した戦略は、半導体、デジタルインフラ、デジタル産業の3本についてである。簡単にそれらを紹介しよう。 [→続きを読む]
2020年におけるアナログICの世界トップ10社ランキングを市場調査会社のIC Insightsが発表した。トップのTexas Instrumentsは、前年比6%増の108億8600万ドルとなり、2位のAnalog Devicesが同1%減の51億3200万ドルであったため、差を広げたことになる。全アナログIC市場は、570億ドル(6兆2100億円)であった。 [→続きを読む]
ソニーグループとTSMCが合弁で熊本県に半導体工場を建設するという構想が浮上した、と5月26日の日刊工業新聞が報じたが、あまり大きな反響に至っていないようだ。経済産業省が仲介役となって関係者の調整を進めるという。2021年の第1四半期の世界半導体大手の業績は好調だったが、台湾では4月の業績の伸び率が落ちている。 [→続きを読む]
2021年第1四半期における世界半導体企業トップ15位のランキングをIC Insightsが発表した。1位のIntelは売上額が4%減の186億7600万ドルと1社だけマイナス成長となった。2位のSamsungは1位に肉薄しており、Intelは新CEOのPat Gelsinger氏の手腕が業績に反映されるまでには少し時間がかかりそうだ。15社平均では21%成長だった。 [→続きを読む]
2021年4月における半導体製造装置は、日本製、北米製とも2カ月連続過去最高を記録した。日本製が前年同月比35.5%増、前月比17.2%増の2820億5400万円、北米製は同49.5%増、同4.1%増の34億950万ドルを記録した。半導体製造装置は、これまでとは違う一段上の市場レベルに達した。 [→続きを読む]
自民党が日本の半導体戦略を検討する議員連盟を発足させたと5月22日の日本経済新聞の電子版が報じた。米国は中国の半導体製造を強化する一連の流れに対抗して米国内にも半導体製造を強化するための仕組み作りに着手した。日本では議連が米国と連携して半導体産業を強化するため、税や予算などの政策を政府に提言していくという。 [→続きを読む]
直近のOSAT(Outsourced Semiconductor Assembly and Test)のトップ10社ランキングをTrendForceが発表した。それによると、企業により伸びに差はあったものの、2021年第1四半期での売上額は10社合計で前年同期比21.5%増の71.7億ドルと大きく伸びた。1位をキープしているASEは24.6%成長と2位Amkorの15%よりも大きく、その差を広げた。OSATは半導体後工程とテストを専門に請け負う製造サービス。 [→続きを読む]
独立系のFPGAメーカーのXilinxは、2018年10月に適応型コンピューティング戦略を発表したが(参考資料1)、このほどCEOのVictor Peng氏がその進捗について語った。その戦略の一つはAIやCPUなどを集積した2.5D IC「Versal」であり、もう一つはC/C++やAI標準言語のPythonで書ける総合ソフトウエア「Vitis」である(参考資料2)。ハードとソフトの両輪で適応型コンピューティングを推進する分野はどこか。 [→続きを読む]
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