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5月に最もよく読まれた記事は、TechInsightsの半導体トップ25位を解説したもの

2024年5月に最もよく読まれた記事は、「2023年半導体企業および半導体装置メーカー売上高ランキング最終版を読み解く」であった。これは服部毅氏のブログで、半導体製品売上額のランキングを発表した1位から25位までのTechInsightsの資料を解説したもの。

2番目によく読まれた記事は、「ラピダス、Esperantoとの提携で、TSMCとの違いが明確に」である。ファウンドリ事業で先頭を行くTSMCを追いかける形でラピダスが設立され、ラピダスの話を聞いてもTSMCのファウンドリとの違いがさっぱり分からなかったが、最近提携したEsperantoのCTOであるDave Ditzel氏の話を聞いてその違いが判明したことを伝えた記事である。

3番目によく読まれた記事は「2023年ファブレストップのNvidia、IntelもSamsungも抜く」であった。これは調査会社のTrendForceが発表したNvidiaの売上額がIntelもSamsungの売上額を抜いた552.7億ドルを計上したことを伝えた。それまで、どの調査会社の売り上げを見てもこの数字を抜いていなかった。

第4位の「経営戦略だけではなく人事政策も脱日本・欧米流に大変身のルネサス」もブロガーの服部氏が描いた記事で、グローバルな経営手法に代えたルネサスの経営戦略を描いている。

第5位の「生成AIやHPC市場に向け、HBM製品の競争始まる」では、大容量・高速のDRAMメモリであるHBM(High Bandwidth Memory)で先行していたSK Hynixの後をSamsungが追いかけて発売、Micronも含めてHBM競争が始まったことを伝えた。

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