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1月に最もよく読まれた記事は半導体企業ランキング

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2021年に入り1月に最もよく読まれた記事は、「2020年の世界半導体企業トップ15社ランキング」であった。このIC InsightsのランキングではファウンドリのTSMCも含まれているため、企業の売上額を単純に足せば半導体市場になるわけではない。ファウンドリの売上額はファブレスなどのユーザーのコストになるからだ。半導体市場金額を求めるためにはファウンドリの分を差し引かなくてはならない。

次によく読まれた記事は「車載半導体が不足している背景は何か」であった。これは昨年12月ごろから顕著になってきた車載半導体不足について解説した記事である。需要が回復してきた車載半導体をディストリビュータや代理店などが二重・三重に発注したことが主な要因のようだ。車載半導体にはOEM(自動車メーカー)の認定が必要であり、どこの半導体メーカーでも製造できるものではない。サプライヤーが限られているのに、スマホのように二重・三重発注すれば不足するのは当たり前。しかし、在庫が減れば、今度は需要が大きく減るため、半導体メーカーは売り上げが大きく落ち、振り回されることになる。

3番目によく読まれた記事は「Gartnerの2020年世界半導体トップテン、キオクシアが9位に」である。これを発表したGartnerはファウンドリを除く半導体メーカーの売り上げだけを集計しているため、その合計金額は半導体市場を表している。

第4位の「TSMCの先端パッケージ工場を日本へ誘致するワケとは?」は、今年のはじめにTSMCが日本に工場を作るという話が新聞報道された。TSMCの決算発表のあった後に、この話を確認すると残念ながら事実ではなかった。新聞にリークした経済産業省の勇み足であったが、文化の違う2国間でこのようなリークによる話は相手の国に対して不信感を増すだけである。これ以上、交渉中の出来事を一部のメディアにリークすることは信頼関係を崩すため、やめるべきであろう。

第5位の「キオクシアへの資本参加を陣頭指揮したSK Telecom社長がSK Hynixトップ兼務に」は、服部毅氏のブログである。キオクシアに資本参加しているSK Hynixの副会長を親会社であるSK Telecomの社長が兼務することになったというニュースを採り上げた。SK Telecomは資本力があるため、キオクシアはライバル会社の資本増強には注意すべきであろう。

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