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2021年1Qのシリコンウェーハ面積は過去最高

2021年1Qのシリコンウェーハ面積は過去最高

2021年第1四半期(1Q)におけるシリコンウェーハの出荷面積は、33億3700万平方インチと過去最高になった(図1)。これはSEMIが発表したものだが、前期比で4.3%増、前年同期比では14.3%増となる。シリコンウェーハの出荷面積は、半導体チップ製造に投入しているウェーハの数量を表している。半導体IC売上額に反映されるのは約3〜4ヵ月先になる。 [→続きを読む]

2021年第1四半期のスマートフォンの出荷台数25.5%成長

2021年第1四半期のスマートフォンの出荷台数25.5%成長

2021年第1四半期(1Q)における世界のスマートフォン販売台数は、前年同期比25.5%増の3億4550万台となった(表1)。この内トップ5社から、華為が消えた。華為に代わって中国勢の小米、Oppo、Vivoが販売台数を伸ばし、それぞれ3、4、5位を占めた。1位のSamsung、2位Appleも販売台数を大きく伸ばした。 [→続きを読む]

3月の半導体製造装置は日米とも、過去最高の販売額を記録

3月の半導体製造装置は日米とも、過去最高の販売額を記録

2021年3月における半導体製造装置販売額は、日米共ひと月の販売額としては過去最高を記録した。昨年9月以降、中国SMICへの出荷がピタリと止まり、日本製の半導体製造装置はやや低迷していた。米国製も少しは足踏みしたが20年11月以降はずっと前月比増でプラス成長を続けてきた。日本製は3月でようやく大きく伸ばし始めた。 [→続きを読む]

第1四半期のパソコンは1年前の55%増と大きく回復

第1四半期のパソコンは1年前の55%増と大きく回復

2021年の第1四半期におけるパソコンの販売台数は、前年同期比55.2%増の839万8100万台となった。ここでのパソコンは、従来型のデスクトップ型やノートパソコン、ワークステーションの合計で表している。伸びの大きなモバイルパソコンは含んでいない。1年前は新型コロナウイルスの影響でビジネスが止まっていた。 [→続きを読む]

日本の半導体ICの市場シェアはついに6%に低下

日本の半導体ICの市場シェアはついに6%に低下

2020年における世界半導体IC市場のシェアを米調査会社のIC Insightsが発表した。それによると、日本製IC製品の市場シェアは6%にまで下がっている(図1)。地域別の市場シェアは、1位の米国55%は揺らぎないが、2位韓国21%、3位台湾7%、欧州6%、日本6%、中国5%となっている。ランキングではファウンドリを除外している。 [→続きを読む]

2021年2月の世界半導体販売額は2月としては過去最高の396億ドル

2021年2月の世界半導体販売額は2月としては過去最高の396億ドル

2021年2月の世界半導体販売額が2月としては過去最高の396億ドルに達した、と米SIA(半導体工業会)が発表した(図1)。この数字はWSTSの3カ月の移動平均値を元に算出したもの。1年前の2020年2月と比べると14.7%増となり、これまで2月の数字で最も高かったメモリバブルの2018年2月と比べても7.6%増となっている。 [→続きを読む]

2020年のファブレス半導体ランキング、トップ10社は26%成長

2020年のファブレス半導体ランキング、トップ10社は26%成長

2020年における世界ファブレス半導体メーカーのランキングが発表された。QualcommがBroadcomから再び首位を取り戻し、前年比33.7%増の194億700万ドル(約2兆円強)となった。トップ10ファブレス半導体の合計成長率は同26.4%という数字になった。このランキングは市場調査会社TrendForceが発表したもの。 [→続きを読む]

北米製半導体製造装置の販売額が2ヵ月連続史上最高、日本製も上向きに

北米製半導体製造装置の販売額が2ヵ月連続史上最高、日本製も上向きに

2021年2月の半導体製造装置の販売額は北米製、日本製とも前年同月比、前月比ともプラス成長になった。特に北米製は前年比32%増、前月比3.2%増となる31億3500万ドルと2カ月連続の史上最高となった。日本製も前年同月比8.8%増、前月比3.7%増の1875億1600万円と2カ月連続で上向いた。 [→続きを読む]

21年の世界半導体市場、固く見ても19%成長へ、IC Insightsが上方修正

21年の世界半導体市場、固く見ても19%成長へ、IC Insightsが上方修正

2021年1月の世界半導体の販売額が前年同月比で13.2%増の400億ドルに達したというSIA(米半導体工業会)のレポート(参考資料1)を受けて、市場調査会社のIC Insightsが今年の世界半導体予測を固く見て19%成長するという見通しに上方修正した。空前の半導体ブームになりそうだ。その根拠を検証してみよう。 [→続きを読む]

NANDフラッシュの世界ランキング、キオクシアは大打撃受けるも2位を維持

NANDフラッシュの世界ランキング、キオクシアは大打撃受けるも2位を維持

NANDフラッシュの主要企業の直近2020年第4四半期における売上額ランキングが発表された。NANDフラッシュ全体の市場は前期比2.9%減の140億9900万ドルとやや伸びが鈍化した(図1)。中国華為科技への出荷が9月15日以降停まったことに加え、在庫調整による。特にキオクシアの打撃が最も大きく11.4%減となった。 [→続きを読む]

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