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根本的な変化をもたらす脈動、量子コンピュータ、自動運転関連

根本的な変化をもたらす脈動、量子コンピュータ、自動運転関連

メモリの高値が引っ張って史上最高を大きく更新するばかりか、次の大台、$400 billionを突破する半導体販売高の見方がますます色濃くなってきている。一方、半導体業界には次に何が起こるか、従来の微細化の壁ないし限界にぶつかっている今、根本的な変化をもたらす新技術、新分野のアプローチへの取り組みが、一層現実味、実現化の色合いを高めている。現下の動きとして、インテルの量子コンピュータに向けた半導体、そしてNvidiaおよびGlobalfoundriesがしのぎを削る自動運転プラットフォームに注目している。 [→続きを読む]

最高潮の半導体販売高、8月単月最高、11ヶ月連続$30 billion超

最高潮の半導体販売高、8月単月最高、11ヶ月連続$30 billion超

米国・Semiconductor Industry Association(SIA)から恒例の月次世界半導体販売高が発表され、今回はこの8月について$35.0 billionと単月の史上最高を記録、前月比4.0%増、前年同月比23.9%増と、依然増勢基調が続いている。$30 billion越えが11ヶ月連続と1年に迫るとともに、販売高自体も6ヶ月連続で増えて$35.0 billionに達している。延々と続いた従来の学習曲線(Learning Curve)、Moore's Lawの流れからの大きな様変わりとともに、メモリ、新分野など今後の市場特性如何に一層注目するところとなっている。 [→続きを読む]

中国市場動向アップデート…新技術・新分野;M&A;新工場;業界関連

中国市場動向アップデート…新技術・新分野;M&A;新工場;業界関連

世界半導体市場の30%以上を現在占める中国であり、その動きには絶えず注目、アップデートを要するところである。今回の切り口は、中国での新技術・新分野についてのイベント、米国政府から阻止する事例が見られて国際情勢を孕んだM&Aの動き、新しい工場・拠点の建設、そして中国市場が大きく影響している業界関連の動きから取り上げている。メモリの高値、そして新市場分野の活況が大きく支える史上最高ペースで推移している現下の世界半導体市場の中で、先行きの動向をこれらから探っていく。 [→続きを読む]

次に備えるインテル、グーグル、そして両社連携、それぞれの戦略

次に備えるインテル、グーグル、そして両社連携、それぞれの戦略

アップルの新型iPhone、「iPhone X」が発表され、新たな時代に向けた顔認証機能はじめ今後に注目である。次に備える新技術、新機能そして新製品を伴った戦略がこれから各社より次々と披露されると思われるが、早々のこと、インテルからは5年にわたる事業展開計画およびやっとの感じの10-nm対応、グーグルからはアップル対抗をうかがわせるスマホ強化の動き、そしてインテルおよびグーグル両社の自動運転技術および事業展開の連携が発表されている。次世代を睨んだ打ち上げ、凌ぎ合いが繰り広げられていく。 [→続きを読む]

「iPhone X」発表に呼応する、7/10-nmプロセス対応の打ち上げ

「iPhone X」発表に呼応する、7/10-nmプロセス対応の打ち上げ

米国・アップルよりスマートフォン「iPhone」の新モデルが、予定通り9月12日に発表され、過去最高を塗り替えて最高潮の半導体市場・業界においても早速の反応が相次いでいる。「iPhone X(テン)」はじめ3機種、新たな時代に向けた顔認証、など様々な報道ですでに示されている通りである。これに呼応するように、その次の世代に向けた7/10-nmプロセス対応のアップデート・プレゼンが、SamsungおよびTSMCから行われ、来年前半での先端度および量産化リリースのしのぎを削る熱い競争に一層の拍車がかかっている。 [→続きを読む]

12ヶ月連続前年比増、10ヶ月連続$30 billion超、続く増勢基調

12ヶ月連続前年比増、10ヶ月連続$30 billion超、続く増勢基調

米国Semiconductor Industry Association(SIA)から月次世界半導体販売高が発表され、この7月について$33.6 billionと前月比3.1%増、前年同月比24.0%増となり、引き続き増加する勢いを高めている。これで前年同月比の増加が昨年8月から1年、12ヶ月連続となり、月次販売高の連続$30 billion越えが10ヶ月を数えることになる。SIA毎月発表時点ベースで本年1-7月の販売高累計が$221.42 billion、前年同期($184.22 billion)比20.2%増とな り、このペースで推移すれば単純計算で年間販売高$407.36 billionと2013年にやっとのこと$300 billionの壁を突破した経緯があるが、こんどは4年でクリアとなる。先がなかなか読めないだけに、一層目が離せないところである。 [→続きを読む]

熱気高まる一途、人工知能(AI)の半導体関連の取り組み

熱気高まる一途、人工知能(AI)の半導体関連の取り組み

ここ数ヶ月、人工知能(artificial intelligence:AI)について半導体関連各社、そして各国・地域の挙げた取り組みに注目させられている。半導体設計の最先端を競い披露する最近のHot Chips(2017年8月20-22日:Cupertino, California)にて、誰もがAIの何かをやっているのは明らかであったと全体の印象が表されている。このところ連日グローバルに見られるAI関連の技術および製品の打ち上げとなっており、現下の半導体市場の熱い活況を支えていく感じ方があるとともに期待するところである。 [→続きを読む]

一転、WD巻き込み売却はSK降ろしの茶番劇〜フラッシュあっての東芝

一転、WD巻き込み売却はSK降ろしの茶番劇〜フラッシュあっての東芝

「東芝とWD(Western Digital)の対決をあおる報道は、まったくもって茶番劇を伝えていたにすぎない。San Diskの時代からWDは東芝との間で17年にも渡る稀にみるパートナーシップの成功を実現している。また、東芝四日市工場にはWDの精鋭ともいうべきエンジニアが数百人はおり、次世代プロセス開発という点で切っても切れない関係にある」。 [→続きを読む]

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