東芝のファウンドリビジネスを成功させるカギは?
半導体のニュースがめっきり少なくなった新聞紙上だが、東芝が4月1日に設立した半導体子会社ジャパンセミコンダクターがシリコンバレーと台北に営業拠点を設けると5月30日の日本経済新聞が報じた。また、台湾では半導体後工程(OSAT)世界トップのASEが3位のSPILと経営統合すると27日の日経が報じた。 [→続きを読む]
半導体のニュースがめっきり少なくなった新聞紙上だが、東芝が4月1日に設立した半導体子会社ジャパンセミコンダクターがシリコンバレーと台北に営業拠点を設けると5月30日の日本経済新聞が報じた。また、台湾では半導体後工程(OSAT)世界トップのASEが3位のSPILと経営統合すると27日の日経が報じた。 [→続きを読む]
モバイル機器の伸びが減速して新市場、新分野への重点化が高まるとともに、半導体業界の水先案内として長らく親しんできているMoore's Law、そして半導体技術ロードマップがInternational Roadmap for Devices and Systems(IRDS)の新たなスタートを迎えるなか、欧州のナノエレクトロニクス研究機関、Imecの恒例イベント、Imec Technology Forum(ITF:2016年5月24-25日:Brussels, Belgium)においても、IoTはじめ新基軸への転換&重点化が色濃く見られている。今後さらに強まっていく展開を予感させている。 [→続きを読む]
NXP Semiconductorsは、2015年12月にFreescale Semiconductorと合併し、クルマ用半導体メーカーのトップになったようだが、ADAS(先進ドライバ支援システム)をはじめとする安全技術の腕を磨いている。将来の自動運転車につながるからだ。特に、レーダー、V2X通信に続き、ハードウエア開発ツールBlueboxをこのほどデモした。 [→続きを読む]
Mentor Graphicsはパワー半導体の熱的信頼性を評価するテスターMicReD Power Tester 600A (図1) を発表した。従来のテスターは電気的特性を評価し、熱の特性はある時点での静的な特性しか測定できない。今回Mentorのテスターは熱による経時変化を評価する信頼性試験のテスターともいえる。 [→続きを読む]
2016年4月における日本製半導体製造装置の受注額は増え続け、前月比5.2%増の1361億3400万円、販売額も0.9%増の1174億3400万円となり、B/Bレシオは1.16という健全な値を維持している。受注額の増加は6カ月連続となった。 [→続きを読む]
先週は、米国のシリコンバレーでGoogleの開発者会議「Google I/O 2016」が開催され、Googleのマシンラーニング用の専用プロセッサチップや、VR(仮想現実)など先進技術が紹介されている。同時にIoTの事例集も新聞などで発表されている。ルネサスの医療・ヘルスケア事業への提案ビジネスも注目される。 [→続きを読む]
スマートフォンの伸びが減速するなか、新技術、新市場への戦略的な切り換え重点化が図られている現下の半導体業界であるが、人工知能、自動運転はじめ具体的なターゲットに向けたプロセッサ、センサなど半導体開発の打ち上げが相次いでいる。数年前になるか、クイズ番組のチャンピオンを破ったIBMのWatsonシステムが登場、つい最近、囲碁の韓国のチャンピオンをGoogleのAlphaGoシステムが負かしたばかり、人工知能(AI)の高度化急成長ぶりが、完全な自動運転車に向けた各社、各陣営の活発な取り組み、先陣争いとともに、当面目が離せないところとなっている。 [→続きを読む]
IoTをしっかりとしたビジネスにするためには、IoT端末、クラウドでのデータの取り扱い、アプリ開発、といった一連のIoTシステムを構築しなければならない(図1)。このためのクラウドプラットフォームを構築し、サービスを提供する企業が相次いでいる。米国シリコンバレーを拠点とするAyla Networksと英国のTelit Wireless Solutionsは、企業向けのIoTサービスを日本でも展開する。 [→続きを読む]
台湾の市場調査会社TrendForce傘下のDRAMeXchangeによると、2016年第1四半期におけるDRAM市場は、前四半期比16.6%減の85億6200万米ドルに低下したと発表した。DRAMメーカーのトップスリーは昨年と変わらず、Samsung、SK Hynix、Micron(旧エルピーダ)の順となっている。 [→続きを読む]
MEMSビジネスが半導体ビジネスに近づいてきそうだ。MEMSセンサを束ねる低消費電力の演算リッチなSoC(センサハブあるいはセンサフュージョン)、アルゴリズム開発、MEMSのファブレス、開発ツールなど、MEMSビジネスは広がりが出てきた。5月11-12日、東京両国で開催されたMEF (MEMS Engineer Forum) 2016ではMEMSセンサには部品からシステムへと変わりつつあることがはっきりした。 [→続きを読む]