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2011年2月

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百花繚乱の様相を呈してきた半導体のネット市場

百花繚乱の様相を呈してきた半導体のネット市場

米国、ラスベガスで年初に今年も華やかにコンシューマエレクトロニクスショー(以下 CES と略称)が開かれた。この展示会の規模は大きく今年も約12万人が参加した。この規模がいかに大きいか?セミコンジャパンと比べられる。SEMIの広報によればピークだったセミコンジャパン2000年と等しい人数なのだ。 [→続きを読む]

MWC2011〜LTE-Advancedチップや LTEの利用環境、M2Mのエコシステムが焦点

MWC2011〜LTE-Advancedチップや LTEの利用環境、M2Mのエコシステムが焦点

3GからHSPA(high speed packet access)、HSPA+へと進みLTE(long term evolution)の世界が開かれることは疑いのない事実になってきた。逆に、このMWC2011でLTEだけの発表はもはやニュース価値はなくなってきた。一方、端末はどうか。アップルがiPhone5をリリースするかと思われたものの発表はなかった。新しい端末の方向がアンドロイドであることは誰も疑わなくなってきた。新しい端末はもはやニュース価値はない。 [→続きを読む]

ノキアとマイクロソフトの提携、シンビアンからWindows Phoneへのシフトへ

ノキアとマイクロソフトの提携、シンビアンからWindows Phoneへのシフトへ

携帯電話最大の展示会であるMobile World Congress (MWC) 2011が今週の14日月曜日からスペインのバルセロナで開催される。そのせいか、先週あたりから携帯電話やスマートフォンに関するニュースが単発的に流れるようになってきた。最大のニュースはロンドン時間2月11日(2月12日の日本経済新聞に掲載)に発表されたノキアとマイクロソフトの提携だろう。 [→続きを読む]

Mobile World Congress 2011参加に対する日本と海外の企業との大きな差

Mobile World Congress 2011参加に対する日本と海外の企業との大きな差

今回が3年ぶり3回目となるMobile World Congressに参加するため、成田に来た。スペインのバルセロナで開催されるこの展示会は世界最大の携帯機器のショーである。ここには携帯電話メーカーや通信キャリヤだけではなく、携帯向け半導体チップメーカー、ファブレス半導体メーカー、IDM、さらには部品メーカー、コンテンツサービスベンダー、ソフトウエアベンダーなど携帯機器に関連するあらゆる職種が集まる。 [→続きを読む]

半導体産業における「風を読む」IV〜2011年のシリコンウェーハ出荷面積の動向

半導体産業における「風を読む」IV〜2011年のシリコンウェーハ出荷面積の動向

第四回目の「風を読む」は、「シリコンウェーハ出荷面積」の市場動向についてである。今回、GDPとシリコンウェーハ出荷面積市場との数学的相関関係、およびこの数学的相関関係を利用したシリコンウェーハ出荷面積に対する予測手法、さらに半導体市場とシリコンウェーハ出荷面積との数学的相関関係を紹介する。 [→続きを読む]

半導体のみならず我が国の今後のプレゼンス、如何に?

半導体のみならず我が国の今後のプレゼンス、如何に?

我が国は、研究開発の種を連携して育んでいくのは得手であるが、ビジネス化にもっていくのは不得手である、という見方、議論が方々で出てくる。米国に発した半導体の種を産官学の共同研究および多彩な応用技術を加えて世界を引っ張る位置付けにもっていった我が国であるが、ビジネスのグローバル化の展開度が高まるにつれて付いていけなくなってきている。半導体に限ったことではなく、関係するいろいろな切り口の場での問題意識である。 [→続きを読む]

NANDフラッシュ市場で首位サムスンをじわじわ追い詰める東芝

NANDフラッシュ市場で首位サムスンをじわじわ追い詰める東芝

NANDフラッシュ市場では東芝がサムスンをじわじわと差を詰めてきている。DRAMエクスチェンジが発表した2010年第4四半期におけるNANDフラッシュメーカーのランキング(表1)によると、首位サムスンが18億4000万ドルだったのに対して、東芝は17億4300万ドルと肉薄してきた。 [→続きを読む]

新製品開発に必要な論理的計画管理と知的財産権に対する執念

新製品開発に必要な論理的計画管理と知的財産権に対する執念

この度、筆者はCCDイメージセンサの事業化に成功した元ソニー株式会社執行役員常務でコーポレートリサーチフェローである越智成之氏の業績に関して、調査、執筆する役を担った。垂井康夫編「生活者の豊かさを創出したイノベーター」(参考資料1)出版のためである。これを通じ多くのことを学んだので、書籍では語り尽せなかった部分、特に開発責任者、技術者の心構えに通じる点をまとめたい。 [→続きを読む]

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