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技術分析(デバイス設計& FPD)

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ユーザーの使いやすさを求めて企業・製品の統合が相次ぐEDAの世界

ユーザーの使いやすさを求めて企業・製品の統合が相次ぐEDAの世界

EDAの動向が統合化に向かっている。LSI検証ツールを扱っている米Calypto社は、LSIを馴染みやすいC言語で設計するツールであるCatapult C Synthesisを米Mentor Graphics社から買収、C言語設計と検証工程をつなげるようにした。Mentor GraphicsはリアルタイムOSに消費電力削減機能を搭載しながらもコード効率を高めた新OSのNucleusを発表した。米National Instrumentsに買収されたRFシミュレータ米AWRはLabVIEWとのリンクをスムースに進めている。いずれもユーザーにとって使いやすくする。 [→続きを読む]

メンターG、組み込みソフト開発を拡充、富士通のマイコン開発に採用

メンターG、組み込みソフト開発を拡充、富士通のマイコン開発に採用

米EDAベンダーであるメンターグラフィックスが組み込み系のソフトウエアに力を入れている。2010年11月に組み込みソフトウエア開発ツールベンダーのCodeSourcery社を買収して傘下に収めた。このほど富士通はCodeSourceryが持っていた開発ツールSourcery CodeBenchをFM3 Cortex-M3マイクロコントローラの組み込み開発に採用したことを発表した。 [→続きを読む]

ローム、SiCトレンチMOSFETで250℃動作、モータへの内蔵ボードを実現

ローム、SiCトレンチMOSFETで250℃動作、モータへの内蔵ボードを実現

半導体デバイスの電気的特性を測る測定器は、その半導体の持つ特性よりもより高速、より高周波、より低ノイズ、より大電流、より高電圧、といった性能が要求される。大電力のパワーデバイスの測定器も同様だ。計測器メーカー大手の米テクトロニクス社が主催したセミナーでSiC MOSFETパワーデバイスの現状をロームが明らかにした。 [→続きを読む]

ソフトウエアのバグがないことを証明してくれるツールをMonoidicsが拡販へ

ソフトウエアのバグがないことを証明してくれるツールをMonoidicsが拡販へ

半導体ビジネスにソフトウエアの比率が高まってくるにつれ、ソフトウエアプログラムにつきもののバグが頭痛の種になる。これまでバグを退治するツールは見つけて除去するだけで、他にも潜んでいる可能性はあった。もし、バグがないことを証明してくれたら、SoCの設計時間がぐんと短くなる。この夢を実現してくれるソフトウエアツールが普及の兆しを見せている。 [→続きを読む]

複数のエンジニアが同時に回路図入力できるミクストシグナル設計ツール

複数のエンジニアが同時に回路図入力できるミクストシグナル設計ツール

米メンター・グラフィックス(Mentor Graphics)社は、アナログとミクストシグナル用の設計ツールであるPyxisを発表した。これは従来同社がICStationという名称で製品化していたアナログ設計ツールを改良、回路のカスタマイズを簡単にできるようにし直観的なGUIに替えたもの。 [→続きを読む]

台湾TSMCが28nmのデザインキットを揃える、14製品をテープアウト完了

台湾TSMCが28nmのデザインキットを揃える、14製品をテープアウト完了

台湾のファウンドリTSMCが28nmプロセス向けのデザインツールキットを発表、その詳細を明らかにした。28nm設計というArFレーザー波長のおよそ1/7しかないような微細な寸法で半導体ICを作るとなると、設計図をいかに実物のレジストパターンに近づけられるか、が大問題となる。それを解決するDFM(design for manufacturing)は、初期のパターンや電気特性だけではなく、信頼性予測までも行う。 [→続きを読む]

ワイヤレス、低消費電力分野への注力で毎年成長してきた中小EDAベンダー

ワイヤレス、低消費電力分野への注力で毎年成長してきた中小EDAベンダー

EDA業界には70〜80社が参入していると言われている。ケイデンス、シノプシス、メンターの米国ビッグ3社だけではない。時流に乗り成功している中小の2社を紹介しよう。高周波のEDAツールを狙うAWR社と、低消費電力の設計ツールに絞ったアパッチ社である。いずれも特殊なEDA製品ではあるが、成長分野に狙いを定めた製品を提供している。 [→続きを読む]

テンシリカの新128ビットプロセッサコアXtensa LX4の詳細が明らかに

テンシリカの新128ビットプロセッサコアXtensa LX4の詳細が明らかに

命令幅128ビット、データ幅512ビットと、極めて広いバス幅のマイクロプロセッサコアXtensa LX4を、米IPコアベンダーのテンシリカ(Tensilica)社が発表した。このIPコアはシステム全体を制御するのではなく、特定の演算を行うことに徹した、データプレーン処理プロセッサである。 [→続きを読む]

アナログシミュレータFastSPICEがナノメータプロセスに活躍の場を移す

アナログシミュレータFastSPICEがナノメータプロセスに活躍の場を移す

アナログ回路のシミュレータであるSPICEの高速モデルとしてFastSPICEと呼ばれるアナログシミュレータがケイデンスやシノプシス、バークレーなどから製品化されていたが、ナノメーターレベルのアナログ回路にも使えるツールが出てきた。4番手となる米メンターグラフィックスが新製品Eldo Premierを発表し、米バークレー・デザイン・オートメーション社は22nmまでシミュレーションできたことを確認した。 [→続きを読む]

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