Siウェーハの出荷面積は7%減少したものの、単価は上昇した

SEMIによると、2019年におけるシリコンウェーハの出荷面積は前年比7.2%減の118億1000万平方インチだった。しかし、販売額は同1.8%減の112億ドルに留まった。半導体ICなどの製品は12%程度の減少だったため、ウェーハ面積の減少の傷は浅い。むしろ、売り上げ的には喜ばしい。なぜか。 [→続きを読む]
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SEMIによると、2019年におけるシリコンウェーハの出荷面積は前年比7.2%減の118億1000万平方インチだった。しかし、販売額は同1.8%減の112億ドルに留まった。半導体ICなどの製品は12%程度の減少だったため、ウェーハ面積の減少の傷は浅い。むしろ、売り上げ的には喜ばしい。なぜか。 [→続きを読む]
2019年の世界半導体市場は、前年比12%減の4120億ドルだったと、WSTS(世界半導体市場統計)の数字を元にSIA(全米半導体協会)が発表したが、12月は単独でプラス成長したことがわかった。SIAは、3カ月の移動平均で表しており、その数字だと前年同月比5.5%減のマイナスだが、単月に直して算出すると12月は2.3%増のプラス成長だった。 [→続きを読む]
世界の半導体市場は、WSTS(世界半導体市場統計)の11月におけるデータからも間違いなく回復基調を示している。この2カ月前の前年同月比および前年同月差で見てもわかる(図1)。2019年6月が底だった。メモリの回復と単価の推移が半導体市場をプラス成長へ押し上げている。 [→続きを読む]
2019年12月の日本製半導体製造装置市場は、久々に前年同月比を上回った。北米製半導体製造装置はそれより一足先の10月に上回っている。日本製製造装置の販売額が前年同月比5.9%増の1779億6700万円、北米製のそれは同17.8%増の24億9170万ドル。半導体製造装置市場は、成長曲線に乗ったといえそうだ。 [→続きを読む]
2020年の半導体市場は回復基調で進んでいることは間違いなく、どの調査会社でもプラス成長を見込んでいる。半導体市場をけん引するのはやはりIT分野であり、コンピューティングデバイスからソフトウエア、通信サービスを全て合計すると、前年比3.4%増の3兆8650億ドル(約420兆円)になるとGartnerは予想している(参考資料1)。 [→続きを読む]
2019年の世界の半導体市場は、前年比11.9%減の4183億ドルになったとGartnerが発表した(参考資料1)。上位10社の半導体メーカーのトップはやはりIntelが返り咲いた(表1)。Samsungはメモリバブルがはじけ2位に落ちた。 [→続きを読む]
2019年11月の日本製および北米製半導体製造装置市場は、それぞれ前月比2.3%増、1.9%増の1849億3200万円、21億2110万ドルになりそうだという見込みをSEAJ、SEMIが発表した。これらの数字は3カ月の移動平均値を取ったもの。 [→続きを読む]
2020年の世界の半導体製造装置市場は、前年比6%増の608億ドルになりそうだという見込みをSEMIが発表した。19年は同11%減の576億ドルだが、21年にはこれまで最高の18年レベルを3.7%超える668億ドルになるとSEMIアナリストのClark Tseng氏が述べた。これをけん引する半導体チップは何か。 [→続きを読む]
2020年の世界半導体市場は、前年比でプラス成長が予想されているが、WSTS(世界半導体市場統計)が定めた33製品分類の中で成長率が最も大きい製品は、NANDフラッシュメモリの19%成長になりそうだ。これは市場調査会社のIC Insightsが調べたもの(参考資料1)。 [→続きを読む]
2019年9月までの半導体製造装置市場について、10月23日現在で「底から上向きへ」、という見通しを紹介したが(参考資料1)、10月の半導体製造装置市場もこの見方を後押しする結果となった。10月の日本製半導体製造装置の販売額は前月比1.4%増の1806億9000万円、北米製のそれでは同7.7%増の21億910万ドルとなった。 [→続きを読む]
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