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世界半導体市場、2019年12月は単月プラス成長になった

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2019年の世界半導体市場は、前年比12%減の4120億ドルだったと、WSTS(世界半導体市場統計)の数字を元にSIA(全米半導体協会)が発表したが、12月は単独でプラス成長したことがわかった。SIAは、3カ月の移動平均で表しており、その数字だと前年同月比5.5%減のマイナスだが、単月に直して算出すると12月は2.3%増のプラス成長だった。

図1 世界半導体市場の前年比と前年差

図1 世界半導体市場の前年比と前年差


SIAによると、2019年の世界半導体市場は、12.1%減の4121億ドル(44兆9189億円)に落ち込んだ。ただし、12月は3カ月の移動平均で361億ドルとなり、前年同月比で5.5%減となった。ただ、3カ月の移動平均は、12月の場合、10月〜12月の3カ月の合計を3で割る値である。このため、今より古いデータに引きずられている。むしろ、単月で見る方が変動は大きく見えるが変化が顕著に見える。

10〜12月の3カ月合計が1083億ドルであり、これまでの単月での実績が10月356.6億ドル、11月が356.4億ドルであったことから、12月の単独の数字が370億ドルと求まる。2018年12月の販売額が361.7億ドルであることから、2.3%のプラス成長となり、その差は8.3億ドルのプラスとなる。

この見やすいグラフが示すことは、半導体が回復していることだ。マイナスからプラスへと転じていく傾向がはっきりと示されている。では、どこに注目して機会を逃さず投資すべきか。2月26日のSPIマーケットセミナー「世界半導体市場、2020年を津田編集長と議論しよう」で議論していきたいと思う。

(2020/02/05)

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