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シリコンウェーハの出荷面積は2Qに史上最高を記録したとSEMIが発表

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2010年第2四半期のシリコンウェーハの出荷面積は過去最大の23億6500万平方インチとなったことをSEMI(国際半導体製造装置材料協会)が発表した。2008〜2009年の不況からの回復が進んできたが、この第2四半期はようやく不況前のピークを越えた。

図 SEMIが発表したシリコンウェーハ出荷面積

図 SEMIが発表したシリコンウェーハ出荷面積


2010年第2四半期の数字は対前年同期比40.2%増となり、対前四半期比6.8%増となった。順調に回復している様子を示している。2009年第1四半期を底として、5四半期連続でシリコンウェーハ面積は増え続けている。

このシリコン面積は、ウェーハメーカーからICユーザーに出荷されたバージンウェーハを含む鏡面ウェーハ、エピタキシャルウェーハ、ノンポリッシュドウェーハを集計したもので、太陽電池に使う分は含まれていない。

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(2010/08/06)

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