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シリコンウェーハの面積は2009年4Qに前年同期比48%増、回復基調を裏付け

SEMIジャパンから2009年第4四半期のシリコンウェーハの生産量が面積として発表された。それによると、2009年第4四半期の半導体ウェーハ面積は21億900平方メートルと、前年同期比47.7%増、対前同期比でも6.9%増と増加していることがわかった。回復基調にあることがはっきりしている。

出典:SEMI、単位は百万平方メートル

出典:SEMI、単位は百万平方メートル


半導体の景気が急速に回復していることをセミコンポータルで伝えてきたが、SEMI(国際半導体製造装置材料協会)が発表したデータは後押しするもの。今回の世界金融不安に端を発した景気後退は急速に回復しており、この統計資料をみても回復の様子が2000年のITバブルの時よりも急速であることがわかる。

もちろん、言うまでもないが、1年間全体で見ると2009年全体の面積も売り上げも2008年レベルよりは低い。販売額は41%減の67億ドルに、面積は14%減であった。

(2010/02/12)
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