今年Q1のシリコンウェーハ出荷面積は22億平方インチと不況前に戻った
2010年第1四半期における半導体シリコンのウェーハ出荷面積は不況前に戻った。SEMIが発表した数字では、22億1400万平方インチとなり、22億平方インチ前後を推移していた2007年〜2008年のレベルになった。

シリコンウェーハ出荷面積 出典:SEMI
今回の不況による半導体シリコンウェーハ面積(太陽電池分は含まない)は、2008年第4四半期に22億台から14億台へと急速に凹んだ。2009年第3四半期に19億台まで戻し、2010年21億台と回復も急だった。あまり意味のある比較ではないが、今回の数字は対前年同期比でいえば、2.36倍という伸びである。
不況前のピークの四半期は2008年第2四半期の23億300万平方インチであるから、このピーク値を上回る時期はそう遠くはない。今(第2四半期)かもしれない。
(2010/05/17)