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セミコンポータルによる分析

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東工大の益体制、全学挙げて産学協同に取り組む

東工大の益体制、全学挙げて産学協同に取り組む

東京大学がTSMCとの提携を発表し(参考資料1)、東京工業大学が産学共同を進めるなど、大学を挙げて産業界・社会に役立つ研究を始める動きが活発になっている。東工大は、2019年に就任した益一哉学長(図1)の元、第1回国際オープンイノベーションシンポジウムを開催、IPや特許をコンソーシアム内で共有、優先的にライセンスを受けられるという事業化に向いた方式を提案している。 [→続きを読む]

2月に最もよく読まれた記事は「AIや顔認証の倫理やセキュリティ問題」

2月に最もよく読まれた記事は「AIや顔認証の倫理やセキュリティ問題」

2020年2月に最もよく読まれた記事は「盛り返す中、相続く問題意識:AI規制、顔認識技術、サイバー攻撃」であった。これは、長見晃氏が毎週まとめているブログ記事で、AIや顔認証に対する倫理の問題が議論されているとの見方を紹介し、AppleのブラウザSafariにおける脆弱性をGoogleが指摘するなどセキュリティ向上も問題であることが議論されている。 [→続きを読む]

フレキシブルエレクトロニクス+CMOS LSIでウェアラブルが実用期に

フレキシブルエレクトロニクス+CMOS LSIでウェアラブルが実用期に

フレキシブルエレクトロニクスあるいはプリンテッドエレクトロニクスが、機械的に曲げられるといった柔軟な特性だけではなく、伸び縮みも可能で、ヘルスケアやメディカル応用に向けて現実味を帯びてきた。電子的に機能するトランジスタにはウェーハを薄く削ったシリコンCMOS LSIを使うことで、シリコンとのハイブリッドのエレクトロニクスと位置付けられるようになったからだ。 [→続きを読む]

コロナウィルスを逆手に取るビジネス、回復期に向けた技術開発も進む

コロナウィルスを逆手に取るビジネス、回復期に向けた技術開発も進む

新型コロナウィルスが蔓延する中で、マイナスの影響を予測して景気の下方修正が出ているが、逆にこれをプラスに転じさせようというビジネスも現れた。また、回復期に備え、企業と大学のいわゆる産学共同や企業同士のパートナーエコシステムの構築なども盛んになってきた。 [→続きを読む]

国産スタートアップ、フルHDのカラー画像を撮る赤外線センサを開発

国産スタートアップ、フルHDのカラー画像を撮る赤外線センサを開発

日本発のスタートアップ、ナノルクス社がフルHD・低コストのカラー赤外線センサを開発、ゼロルクスの真っ暗闇でも鮮明なカラー画像をデモした。これまでの赤外線センサはモノクロが常識だった。可視光のRGBを使えなかったからだ。赤外線は目に見えない。赤外線センサは高価で冷却が必要で、解像度が低かった。どうやって鮮明なカラー画像を実現したか。 [→続きを読む]

コロナウィルスによる半導体市場への影響をGartnerが見積もる

コロナウィルスによる半導体市場への影響をGartnerが見積もる

市場調査会社のGartnerは、新型コロナウィルスによる世界半導体産業への経済的な影響を、108億ドル(1兆1880億円)相当の下方修正になると見積もった。同社は2020年の半導体市場の成長率を12.5%増の4700億ドルと見積もっていたが、108億ドル(2.3%)相当を下方修正、その結果、4599億ドルと見積もり直した。 [→続きを読む]

IoTが着実に浸透、スマートシティや見守りサービス商用化

IoTが着実に浸透、スマートシティや見守りサービス商用化

IoTシステムが着実に浸透している。センサ端末だけではなく、IoTデータの解析にエッジAIを利用、センサから高精細動画データは5Gネットワークで送受信、結果を利用者に戻し、利用者は生産性向上や、安心・安全などのメリットを受け取る。NECはIoTをスマートシティへと拡大、NTTコムも高齢者見守りサービスへ活かす。 [→続きを読む]

IBMが量子コンピュータを15台持っていることを明らかに

IBMが量子コンピュータを15台持っていることを明らかに

IBMが量子コンピュータをすでに15台設置しており、その稼働率が97%を超えていることを明らかにした。昨年12月に量子コンピュータ「IBM Q System One」を東京大学に納入し、2台目を今年中に設置する。量子コンピュータを東大で使ってもらい、さまざまな応用に向けた実験を共同で行う。 [→続きを読む]

ウェーハの生産能力はメモリ5社とファウンドリ1社で53%も支配

ウェーハの生産能力はメモリ5社とファウンドリ1社で53%も支配

半導体メーカー5社が2019年シリコンウェーハ生産能力の53%を占めた。このような結果をIC Insightsが発表した。Samsung、TSMC、Micron、SK Hynix、キオクシア/Western Digitalグループ、の5グループ(6社)である。メモリメーカー4グループ(5社)とファウンドリ1社が製品を大量に生産するための能力を高めている。 [→続きを読む]

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