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セミコンポータルによる分析

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Arm マイコン用Cortex-M55と256MACのEthos-U55でAI推論性能を上げる

Arm マイコン用Cortex-M55と256MACのEthos-U55でAI推論性能を上げる

ArmがAI推論用の回路を組み込んだマイコン制御用IPと、ニューラルネットワーク向け機械学習プロセッサIPをリリースした。マイコン制御に使われてきたArm Cortex-MシリーズにニューラルプロセッサHeliumを組み込んだ最上位のCortex-M55と、最大256個のMAC(積和演算)回路を集積した新しいニューラルプロセッサEthos-U55である。 [→続きを読む]

デジタルトランスフォーメーションを目指しIoTが社会に浸透

デジタルトランスフォーメーションを目指しIoTが社会に浸透

デジタルトランスフォーメーション(DX)がIT各社や先端企業の中に浸透するにつれ、IoTシステムが再び脚光を浴び始めた。クラウドを利用してIoTのデータ解析を提供するエコシステムである、IoTビジネス共創ラボは、すでに50件以上のIoTシステムを構築した。東芝は、データビジネス子会社の東芝データ(東京・港)を設立し、現在約10社と連携に向けた協議を進めている。DXとはIoTシステムに他ならない。 [→続きを読む]

Siウェーハの出荷面積は7%減少したものの、単価は上昇した

Siウェーハの出荷面積は7%減少したものの、単価は上昇した

SEMIによると、2019年におけるシリコンウェーハの出荷面積は前年比7.2%減の118億1000万平方インチだった。しかし、販売額は同1.8%減の112億ドルに留まった。半導体ICなどの製品は12%程度の減少だったため、ウェーハ面積の減少の傷は浅い。むしろ、売り上げ的には喜ばしい。なぜか。 [→続きを読む]

キオクシア発表相次ぐ、社長交替や5ビット/セルの技術開発など

キオクシア発表相次ぐ、社長交替や5ビット/セルの技術開発など

旧東芝メモリのキオクシアの社長がこれまでの成毛康雄氏から早坂伸夫氏に交替することが決まり、その1週間前にはSSDフォーラムを開催するなどキオクシアが活発に情報発信している。SSDフォーラム2020では最近のSSDやNANDフラッシュの活動を明らかにし、NANDフラッシュメモリを5ビット/セルとして動作させることに成功したと発表した。 [→続きを読む]

日本市場で半導体がよく売れる、米ディストリビュータMouserの秘密

日本市場で半導体がよく売れる、米ディストリビュータMouserの秘密

半導体ディストリビュータのMouser Electronicsが日本市場で販売額、顧客数とも伸ばし続けている。WSTS(世界半導体市場統計)によると、世界の半導体市場は2019年に前年比12%も下落したが、Mouserの世界売り上げは1%しか落ちなかった。日本では販売額で前年比9.5%成長を遂げた(図1)。中でも半導体と組み込み系、センサなどが成長した。 [→続きを読む]

世界半導体市場、2019年12月は単月プラス成長になった

世界半導体市場、2019年12月は単月プラス成長になった

2019年の世界半導体市場は、前年比12%減の4120億ドルだったと、WSTS(世界半導体市場統計)の数字を元にSIA(全米半導体協会)が発表したが、12月は単独でプラス成長したことがわかった。SIAは、3カ月の移動平均で表しており、その数字だと前年同月比5.5%減のマイナスだが、単月に直して算出すると12月は2.3%増のプラス成長だった。 [→続きを読む]

2020年1月に最もよく読まれた記事は、Gartnerの世界半導体ランキング

2020年1月に最もよく読まれた記事は、Gartnerの世界半導体ランキング

第1位「Gartnerが2019年世界半導体ランキングを発表、1位はやはりIntel」は、米市場調査会社のGartnerが調べた2019年の世界半導体トップ10社ランキングを報じたもの。1位はIntelが戻した。ランキングは調査会社によって若干異なるが、Garnerの調査にはファウンドリを含んでいない。半導体市場はファブレス、IDMの販売額で決まり、ファウンドリの売上額を加えると、各社の合計額はダブルカウントになってしまうためだ。 [→続きを読む]

メモリトップ3社に見る2020年の半導体市場

メモリトップ3社に見る2020年の半導体市場

今年の景気は悪くないといわれているが、今や全半導体販売額の3割にも達していたメモリの動向がある意味、景気の指数となってきた。このほどメモリのトップ3社であるSamsung、SK Hynix、Micron Technologyの最新決算レポートが揃った。韓国2社はカレンダー年と同じ四半期(10~12月)だが、Micronは異なる四半期(9~11月)となっている。 [→続きを読む]

2020年世界半導体は10%成長を超えるかもしれない〜詳細は2/26のセミナーで

2020年世界半導体は10%成長を超えるかもしれない〜詳細は2/26のセミナーで

世界の半導体市場は、WSTS(世界半導体市場統計)の11月におけるデータからも間違いなく回復基調を示している。この2カ月前の前年同月比および前年同月差で見てもわかる(図1)。2019年6月が底だった。メモリの回復と単価の推移が半導体市場をプラス成長へ押し上げている。 [→続きを読む]

国内ファブレス半導体ベンチャー、TRIPLE-1がAIコアを開発

国内ファブレス半導体ベンチャー、TRIPLE-1がAIコアを開発

日本にも誕生したファブレス半導体ベンチャーがAIチップを作るようになってきた。福岡市に本社を置くファブレス半導体のTRIPLE-1は、学習させることを狙ったAIチップ「GOKU」を開発中だ(図1)。最先端の5nmプロセスを使うAIチップに集積するコアの開発をこのほど明らかにした。 [→続きを読む]

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