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2024年11月

» 2024年11月

onsemi、1〜90V動作可能なアナログ・ミクストシグナルIC「Treo」の戦略

onsemi、1〜90V動作可能なアナログ・ミクストシグナルIC「Treo」の戦略

インテリジェントパワーと、インテリジェントセンサを標榜するonsemiは、それらの中間に位置するアナログプラットフォームを一新、センサからパワーまでのシグナルチェーンを完成させた。自動運転車やロボット、ドローンなど自律的に動作するシステムではセンサからアクチュエータまで動かせる。来日した同社CEOのHassane El-Khoury氏がその戦略を語った。 [→続きを読む]

NANDフラッシュ・ラッシュ;SK hynix が321層、Micronは 60TBの小型SSD

NANDフラッシュ・ラッシュ;SK hynix が321層、Micronは 60TBの小型SSD

韓国SK hynixがこれまで最高層数となる321層のNANDフラッシュの生産を2025年前半に開始すると発表、米Micron Technologyは従来製品の20%消費電力の低い60TB(テラバイト)のSSD(半導体ディスク)を開発、顧客向けの認証プロセスを開始した。共にTLC(3ビット/セル)方式のNANDフラッシュで、今後の市場回復に向けて新製品を出してきた。 [→続きを読む]

人工知能への道:AIリスクを超えて

人工知能への道:AIリスクを超えて

昨今の生成AIブームはAIリスクへの懸念も巻き起こしているが、それらに関する多くの議論を尻目に、北米では、Digital-Transformation(DX)を進める企業や行政組織の業務フローの全体をサポートするAI内蔵プラットフォームの標準システムの開発が進んでいる。 今後、そのプラットフォームの利便性とコストダウン効果が確認されると、市場の力と首長選挙や議会選挙のダイナミズムによって、各組織の再編が始まり、産業界や行政組織に新たな水平分業システムが現れるのではないだろうか? [→続きを読む]

24年第3四半期の世界半導体企業トップ16ランキング

24年第3四半期の世界半導体企業トップ16ランキング

2024年第3四半期における世界半導体チップメーカーのランキングが発表された。1位は言うまでもなくNvidiaで2位にはSamsung、3位Broadcom、4位Intel、5位SK hynixという順になった。半導体市場全体では今期、前四半期比(QoQ)で10.7%増の1660憶ドルで、前年同期比(YoY)では23.2%成長と高い。 [→続きを読む]

Nvidiaの四半期決算、驚異の売上額350億ドル、営業利益率62%

Nvidiaの四半期決算、驚異の売上額350億ドル、営業利益率62%

先週はNvidiaの決算が発表され、2024年8~10月期の売上額、営業利益は共に四半期ベースで過去最高だった。売上額は前年同期比94%増(ほぼ2倍)の350.8億ドル(約5.45兆円)、営業利益は218.7億ドル、営業利益率が62%と極めて高い。またキオクシアが12月に株式上場することを決めた。ラピダスに政府が2000億円を出資する。 [→続きを読む]

米政権交代に向けた半導体関連の動き;過熱問題の中のNvidia業績発表

米政権交代に向けた半導体関連の動き;過熱問題の中のNvidia業績発表

米国でのバイデン政権から年明けトランプ次期政権への交代を控えて、半導体分野でも様々な動きが見られている。時間がかかって成立したCHIPS法であるが、その助成金の恩恵もこれからということで、現政権のうちに支給に漕ぎ着ける取り組みである。中国では、次期政権の高関税を予想して、米国製半導体の輸入が急増している。ほかいろいろと移行に備える展開に注目である。次に、Nvidiaの次期AI半導体、Blackwellの過熱問題で巨大IT各社への納入遅延が取り沙汰される中、同社の8−10月四半期業績が発表されている。売上高、利益ともに大きく伸びて過去最高ながら、伸びが鈍化して期待を下回ると、AIに対峙する壁同様、諸手を挙げてとはいかない反応である。 [→続きを読む]

半導体設備投資が24年3Qからやっと上向きに、4Qも期待高まる

半導体設備投資が24年3Qからやっと上向きに、4Qも期待高まる

世界の半導体市場において、IC販売は2023年第1四半期(1Q)を底として、少しずつプラスで推移してきていたが(図1)、半導体の設備投資市場は24年2QまでQoQでほぼマイナスで推移してきた。ところが24年3Qにようやくプラスに転換した(図2)。次の4Qも期待が高まっている。このことは何を意味するのだろうか。 [→続きを読む]

ルネサスが3nmプロセスのクルマ用半導体を開発した理由

ルネサスが3nmプロセスのクルマ用半導体を開発した理由

ルネサスエレクトロニクスが第5世代クルマ用3nmプロセスのSoC「R-Car X5H」シリーズ(図1)を発表したが、この狙いが見えてきた。なぜ、クルマ用なのに3nmプロセスが必要か。なぜマイコンではなくSoCか。なぜAIが必要か。なぜチップレットを使うのか。なぜハイエンド製品から開発するのか。一つの答えが、一つの言葉で集約される。それは何か。 [→続きを読む]

「またトラ」に振り回される中台の半導体産業

「またトラ」に振り回される中台の半導体産業

ドナルド・トランプ氏が米大統領に復帰することが決まった。世界全体が「またトラ」に緊張感を高めるなか、半導体業界で最も影響を受けそうなのは米中ハイテク摩擦の最前線に立つ中国と台湾だろう。中台の半導体関係者の間では、すでに2025年1月の第二次トランプ政権発足を見越した動きが出始めている。 [→続きを読む]

ファブレス半導体Nvidia、株価上昇で再び時価総額、世界一に

ファブレス半導体Nvidia、株価上昇で再び時価総額、世界一に

先週、Nvidiaの株価が上昇し、Nvidiaの時価総額が再び世界一となった。半導体企業の時価総額が世界一を11月17日現在もキープしている。Nvidiaの好調さを見ているAMDもデータセンターへ大きく舵を切りゲーム向け市場からは撤退する可能性が高くなった。東京エレクトロンがAppliedやASMLと同様、中国比率を減らしつつある。ラピダスにEUV装置が12月に到着する。 [→続きを読む]

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