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2015年5月

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「やはり日本市場は重要だ。民生ではなく、クルマと産業用の市場は大きい」。こう語るのは、オーストリアams社COO(最高執行責任者)のThomas Stockmeier氏。このほどamsジャパンが東京・品川にデザインセンターを開設した時期に合わせ来日、日本市場へ期待を寄せる。 [→続きを読む]
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ルネサスエレクトロニクスは、9四半期連続営業利益を挙げており、直近では4四半期連続2桁の営業利益率(売上額に対する営業利益の割合)を確保、さらに2015年3月末時点でのフリーキャッシュフローは901億円の過去最高となった。2015年度通期の純利益も824億円となり、リストラは一段落したという結果を示した。 [→続きを読む]
Infineon TechnologiesがIGBTパワーモジュールビジネスに力を入れている。産業機械や鉄道車両、風力発電など大電力向けのモジュール(図1)を開発したことに加え、ハイブリッドカー(HEV)や電気自動車(EV)向けのHybridPACK Drive(図2)を開発中である。いずれも従来よりも大きな電力を扱え、寄生インダクタンスを下げたことで安定なスイッチングをサポートする。 [→続きを読む]
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アナログICの世界トップテンランキングが発表された。Texas Instrumentsのトップはますます強固で揺るがない。2位はSTMicroelectronics、3位Infineon Technologiesという順である。日本勢は残念ながら10位にルネサスエレクトロニクス1社が入っているだけだ。 [→続きを読む]
次世代をリードする技術の一つは、AI(Artificial Intelligence:人工知能)であろう。筆者もAIに高い興味を持っている。ロボット、AIシステムの応用を考えれば将来の半導体産業は、3兆円規模になるとの指摘もある。 [→続きを読む]
書込みレイテンシが15µs、とストレージ装置としては3ケタ高速のフラッシュストレージ製品(図1)をSanDiskが6月1日から出荷する。これまでの10〜20msというSSDと100nsというDRAMメモリとの間(メモリギャップ)を埋めることができる上、ストレージそのものの速度を底上げすることになりそうだ。 [→続きを読む]
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研究開発投資がリーマンショック前にピークだった2007年とほぼ同じ金額に回復しそうだ。5月8日の日本経済新聞は、日立製作所が2016年度以降の研究開発費を15年度見込みよりも3割多い5000億円/年にすると報じた。国内電機にようやく攻めの投資が始まった。 [→続きを読む]
米国Semiconductor Industry Association(SIA)より月次世界半導体販売高データが発表され、今回はこの3月および1-3月の第一四半期について示されている。モバイル機器が引っ張る現下の市場基調のもと、3月で23ヶ月連続の前年同月比販売高増となり、第一四半期も前年同期比6.0%増加して、年間販売高のまたまた史上最高更新の期待を膨らませている。今回から市場地域区分で中国を正式に分けて表示しており、この3月は全体の28.3%を占めていてその大きさに改めて注目させられている。 [→続きを読む]
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2015年第1四半期における世界半導体市場は前年同期比6%増の831億ドルに達したと米SIA(半導体工業会)が発表した。この数字はもちろん、史上最高値になる。前年同期の半導体市場は、史上最高だったから、今年も成長していることになる。今後はどうか。 [→続きを読む]
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3次元CADや3次元プリンタなどの普及が進み、個人がモノづくりで起業を支援し、趣味を追求できる環境が整いつつある。米国では、ガレージ起業を支援するMaker Faireなどの団体が現れている。国内でも同様のイベントが開催された。個人モノづくり市場を狙った支援システムを半導体商社のマクニカが立ち上げた。 [→続きを読む]

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