セミコンポータル
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2012年8月

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最近、半導体やその関連企業の業績がまだら模様になっている。製造装置が全く伸びていない企業から、好調な企業まである。この先は、落ちていくのか、成長するのか、予断を許さない。こういった環境の中で、今年の後半から1年くらい間の半導体産業の動向を占ってみた。半年に一度、セミコンポータルが発行する「エグゼクティブサマリーレポート」誌において、今夏も「2012年後半の半導体市場展望」を特集企画した。 [→続きを読む]
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先週は、旧暦のお盆を迎え、夏休みに入った企業が多く、ニュースが少なかった。記者泣かせの週である。そのような中、国内半導体ファブレスのメガチップス、IDMのエルピーダメモリ、製造装置のアルバック、半導体チップを基板の中に組み込む部品内蔵基板モジュールメーカーの村田製作所やTDKなど、に関するニュースを紹介する。 [→続きを読む]
アップルとサムスン、エレクトロニクス業界かつ今が最も活況のhandsetを牽引する最大手間の特許侵害を巡る法廷係争が引き続き繰り広げられている。半導体のデバイス・プロセス、アーキテクチャーについても長きにわたる論争の経緯を目の当たりにしてきているが、いろいろな切り口で内実の材料が明らかになって、製品がさらに分かるとともにある意味市場が活性化される雰囲気を感じるところがある。ましてアップルはデザイン特許、サムスンは通信技術特許が主体と、組み合う難しさが見られている。 [→続きを読む]
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シリコンウェーハの消費量が回復してきた。2012年第2四半期(4〜6月)におけるシリコンウェーハ面積が前月比20.4%増の24億4700万平方インチになった。これは、過去最高だった2010年第3四半期における24億8900万平方インチに次ぐ数字である。 [→続きを読む]
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2012年6月19日のブログ「大和田敦之の視点:隠れたチャンピオン企業」(参考資料1)で語られたように、旭化成エレクトロニクスが2011年の磁気センサ市場で売上トップであることが米IHS アイサプライ(iSuppli)の調べでわかった(参考資料23)。15億ドルの磁気センサ市場において、旭化成エレの売り上げはおよそ1/4に相当する3億7200万ドルと見られている。 [→続きを読む]
インターネットを流れるデータトラフィックの総量は、人口減少に突入している日本において現在でも増加している。音声、データ通信の情報がスマートフォンなどから電波となって空を飛び、基地局に到りその先はネットのトラフィックに加わる。ほかにタブレットやPCからのデータも増えている。 [→続きを読む]
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8月9日の日経産業新聞は、ニコンの450mmウェーハ対応の露光装置の開発にインテルが数百億円を負担することに両者合意した、と報じた。半導体製造装置は巨額になると共にその開発コストも上がっていく。カスタマ(半導体メーカー)にも開発費を負担してもらい、その見返りとして優先的に装置を出荷する。 [→続きを読む]
真夏真っ只中の我が国、ロンドンオリンピックの興奮が相次ぐなか、半導体・エレクトロニクスの世界では注目を集める2つの熱気が渦巻いている。オランダのASMLが打ち上げたequity-plus-researchプログラムにインテルに続いてTSMCが出資を表明する一方、ニコンがインテルから開発費を得るという次世代半導体製造装置業界の"連携"が1つである。もう1つ、モバイル機器市場を引っ張るアップルとサムスンの間の特許侵害を巡る議論の応酬が、一層の熱気を帯びてきていて"せめぎ合い"が続いている。 [→続きを読む]
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2012年7月に最もよく読まれた記事は、 泉谷渉の視点「クルマ用半導体は期待ほど伸びない〜新型環境車やシェールガスが与える影響」であった。この記事は、燃費を上げるクルマとして電気自動車やハイブリッド車に期待が集まっていたが、30km/lという超低燃費車が登場してきたため、クルマ用の半導体は期待ほど伸びないだろうと伸びたブログである。 [→続きを読む]
ナショナルインスツルメンツ(NI)社は、ワイヤレス通信で欠かせないRF信号を使った回路や半導体チップをテストするための簡便なツールを発表した。これは次世代の高速Wi-Fi規格である802.11acやLTEに対応する信号発生器と信号解析器をPXIモジュール内に搭載した、超小型のVST(ベクトル信号トランシーバ)である。 [→続きを読む]

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