セミコンポータル
半導体・FPD・液晶・製造装置・材料・設計のポータルサイト

2011年11月

|
世界経済、自然災害と短期的には厳しい情勢がのしかかっているものの、本年の世界半導体市場は今までの蓄積から史上最高をぎりぎり更新するのでは、という見方かと思うが予断を許さない現状となっている。それを反映するようにいいのか悪いのか、本当はどうなのか、と交錯する見方に整理が難しくなる感じ方がある。そんな中、グラフィックス性能の凌ぎ合い、フラッシュメモリの微細化と、意地でも首位そして従来の展開スピードをキープしようという凌ぎ合いが健在で、常にこれまっしぐらの半導体と受け止めている。 [→続きを読む]
|
英国は欧州大陸から離れている島国である。台湾も同様に大陸から離れている。日本も海に囲まれている。日本が外国と違う点があればこれまで、島国根性だから外国とは同じにはできない、と言い訳してきた。でも待てよ、英国も台湾も同じ島に囲まれ、大陸とは地続きではない、という点で同じではないか。 [→続きを読む]
|
2国間の自由貿易協定(FTA)を発展させ、環太平洋経済連携協定(TPP)としてアジア太平洋地域に属する9カ国が関税撤廃などをテーマにした経済連携システムへ日本が参加するかどうかにおいて先週、政治家が大きく揺れていた。貿易立国として、モノづくり立国として日本が生きていくのなら答えは一つしかないはずだが、与野党とも政治家は駆け引きに終始している。 [→続きを読む]
|
2011年第3四半期(3Q)におけるDRAMの世界市場シェアを、シンガポールベースの市場調査会社であるDRAMeXchangeが発表した。これによると、これまでトップの韓国サムスンはさらにシェアを拡大、44.8%となった。今期はDRAM世界市場全体で前四半期比19.4%減の65億6600万ドルだった。 [→続きを読む]
2011年10月で最もよく読まれた記事は、インダストリー 「CEATECでわかった、半導体ビジネスのこれからのあるべき姿」だった。今年のCEATECに参加した半導体企業はわずか3社。そのうち初めての参加がインテルとマキシムという極めて変わったメーカーだった。この状況を分析した。 [→続きを読む]
|
より均一に、より低い消費電力で、より低コストで、という液晶テレビ用LEDバックライトICがさらなる低コスト化を進めている。欧州のオーストリアマイクロシステムズ(austriamicrosystems)社は、5年以上も前からLEDバックライトドライバを手掛けてきたが、問題は常に低コスト化だった。 [→続きを読む]
|
先週は大きなニュースがない中、半導体から電子機器、製造装置、次世代グリッド構想などの記事を眺めていると、それらが見事にリンクしている様子をうかがい知ることができる。本日(11月7日)の日本経済新聞朝刊に掲載された、「ザイン・エレクトロニクス、スマホ用半導体を強化」という小さな記事からその大きなトレンドを理解する。 [→続きを読む]
|
米国の市場調査会社ICインサイツ(Insights)が2011年の世界半導体企業トップ20社を発表した。これは各社から第3四半期の結果が出て、さらに第4四半期を見積もり、各社の業績をまとめたもの。これによると今年はメモリが不調、ワイヤレス通信が好調、という結果になりそうだ。 [→続きを読む]
|
アメリカのアナログ半導体メーカーがカーエレクトロニクスに力を入れ始めた。インターシル、リニアテクノロジ、マキシムなどがその戦略鮮明に打ち出した。もともとカーエレクトロニクスにはアナログ半導体を多用する。さらに将来のクルマにはデジタルはもちろんだがアナログ半導体も新分野に使われる。 [→続きを読む]
|
ビジネス的にも技術的にも半導体の世界の規模が膨らんできて、ごちゃ混ぜ、混乱状態になってくるのは、何回か我が身に覚えのあるところである。 20-nm台、$300 Billion規模ともなると、枝分かれ、パラメータが複雑化し、データそして先行きの読みがますます難しくなってきている。技術に留まらず世界経済、地域経済はじめ広範な切り口の理解が、ますます必要になる状況を感じている。"グローバルな協調と競争"による相互理解の展開が、一つ一つのデータ把握に欠かせなくなっている。 [→続きを読む]

月別アーカイブ