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2011年5月

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先行性およびセグメント選択を巡る市場戦略のせめぎ合い

先行性およびセグメント選択を巡る市場戦略のせめぎ合い

米欧プレーヤーの間での市場戦略の動きが活発化してきている。22-nmノード・トランジスタ、スマートフォンおよびタブレット覇権がここのところのキーワードとなっているが、アナリストmeetingでのインテルおよびSTマイクロでのプレゼンから、さらに進んで市場先行、セグメントの選択をアピール、問いかける色合いを一層鮮明に感じている。容赦のないせめぎ合いの様相を受け止めている。 [→続きを読む]

2011年第1四半期の世界半導体ランキングをICインサイツが発表

2011年第1四半期の世界半導体ランキングをICインサイツが発表

米市場調査会社のICインサイツ(Insights)社は、2011年第1四半期の世界の半導体ランキングを発表した。これによると、トップのインテル、2位サムスンはこのところずっと変わっていない。その差はこの数年、じわじわと縮まってきていたが、今回はインテルがサムスンを引き離した格好となった。 [→続きを読む]

MEMS特集:デジタルマイクICに徹するAkustica、水晶置き換え狙うSiTime

MEMS特集:デジタルマイクICに徹するAkustica、水晶置き換え狙うSiTime

MEMS市場は比較的中小企業でも参入できるという特長がある。それも応用に特化したメーカーは着実に市場をつかもうとしている。マイクロフォンに特化するアクースティカ(Akustica)社、水晶発振器の置き換えを狙うサイタイム(SiTime)社は、それぞれの応用に向け設計から製造・応用技術、全てを提供する。 [→続きを読む]

いつまでも想定外という言葉で責任逃れをしないための解決の場を作ろう

いつまでも想定外という言葉で責任逃れをしないための解決の場を作ろう

東日本大震災をきっかけに想定外とは何かについて考えるようになった。10mを優に超える津波が福島第1原子力発電所を襲うとは想定外だった、と東京電力は言い、岩手県宮古市田老地区にあった『日本一の防潮堤』が脆くも崩された。自然の力に対して結果的に無力な堤防になってしまった。しかし、どちらも想定外で片づけてよいのだろうか。想定外という言葉は責任逃れのように聞こえる。 [→続きを読む]

MEMS特集:ファウンドリ、ファブライトに集中して製品群を広げるIMT、VTI

MEMS特集:ファウンドリ、ファブライトに集中して製品群を広げるIMT、VTI

MEMS産業には、MEMSファウンドリからファブレス、コンサルティングなどさまざまな業態が出てきている。MEMSデバイス製品を広範囲で持とうとすると、ファブレスで素早く市場へ対応するか、ファウンドリでさまざまなユーザーに対応するか、あるいはIDMなら特定用途に絞り込みソリューションとして提供する。ここではファウンドリのIMT社とファブライトのVTI社を紹介する。 [→続きを読む]

半導体製造用部材の供給も着実に回復、さらに攻めの増強も進む

半導体製造用部材の供給も着実に回復、さらに攻めの増強も進む

先週は、東芝と日立製作所の2011年3月期決算の発表があった。共に今期は最高益で、東芝が連結の純利益が1400億円になる見込み、日立は同2388億円になったことを発表しているが、その中身は大きく違う。東芝がフラッシュメモリーの半導体事業で利益を伸ばしたのに対して、日立は新興国でのインフラ重要で利益を生み出している。 [→続きを読む]

目まぐるしいPC・携帯端末ワールド、こんどはグーグルの新OS搭載PC

目まぐるしいPC・携帯端末ワールド、こんどはグーグルの新OS搭載PC

スマートフォン、タブレットの登場で、半導体市場の双壁、パソコンおよび携帯電話端末それぞれの区分の難しさを感じてきているところに、こんどは世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることを使命とするGoogleが「クラウドコンピューティング」の利用を前提としたOS、「クロームOS」を搭載したパソコンをお披露目している。 次々と新技術、新サービスが具体的に表われて時間軸の忙しさとともに、新しい魅力への対応努力の必要性をさらに感じてきている。 [→続きを読む]

MEMS特集:半導体の総合力を生かしたソリューションを提供、フリースケール

MEMS特集:半導体の総合力を生かしたソリューションを提供、フリースケール

MEMSのエコシステムが出来つつある。この3月、米国Globalpress社主催のe-Summit 2011において、MEMS関連の半導体企業や業界団体が集まった。半導体企業は米国のフリースケール(Freescale Semiconductor)、IMT(Innovative Micro Technology)社、VTIテクノロジーズ社、アクースティカ(Akustica)社、サイタイム(SiTime)社で、業界団体はMIG (MEMS Industry Group) が出席した。 [→続きを読む]

日本のメーカーはなぜIceraを買収しなかったのか

日本のメーカーはなぜIceraを買収しなかったのか

グラフィックスチップやボードを開発してきた米Nvidia社がいよいよ、本格的に携帯機器用の半導体分野にやってくる。5月10日に英国の通信ベースバンドチップのIcera社を3億6700万ドルで買収すると発表し、携帯通信やM2M通信モジュール用のRFとベースバンドチップを手に入れるからだ。 [→続きを読む]

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