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2011年4月

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世界のIC生産能力は地震の多い地域に集中しているというリスクを見積もる

世界のIC生産能力は地震の多い地域に集中しているというリスクを見積もる

東日本大震災によって半導体製品をはじめとする部品のサプライチェーンが大きなダメージを受けたことについて、他の地域へのリスク評価が始まった。米市場調査会社のICインサイツ(IC Insights)は、世界の半導体チップの製造が地震の多い台湾のファウンドリと日本に集中していることに注目、その生産能力のリスク見積もりをこのほど発表した。 [→続きを読む]

半導体の製造拠点はアジア太平洋にシフト、だから日本とアジアに注力

半導体の製造拠点はアジア太平洋にシフト、だから日本とアジアに注力

Scott Kramer氏、SEMATECHインターナショナルオペレーションズ担当VP 昨年まで450mmウェーハの製造装置・プロセスなど立ち上げに注力してきた米半導体コンソーシアムSEMATECHのISMI責任者のScott Kramer氏が今度は、アジア太平洋地区の責任者に就任した。SEMATECHがアジア太平洋に力を入れる狙いは何か。同氏に聞いた。 [→続きを読む]

夏に向けLED照明、電力機器の需要高まる、パワーデバイスは間に合うか

夏に向けLED照明、電力機器の需要高まる、パワーデバイスは間に合うか

スマートグリッドを中心とした再生可能エネルギーや蓄電池などの積極的な利用が中長期的なトレンドとして進むと見られていたが、東日本大震災の影響によって意外と早くやってくるかもしれない。震災後、初めての夏場を迎えるに当たり、電力消費の少ないLED照明、電力用蓄電池、無停電電源など電力関係のニュースが先週は多かった。 [→続きを読む]

新興市場・新携帯端末拡大の一方、震災復旧にかかる供給対応

新興市場・新携帯端末拡大の一方、震災復旧にかかる供給対応

タブレット、スマートフォンなど新しい携帯端末の展開に軸足を置いた当面の半導体・エレクトロニクス市場の見方が強まってきている一方で、東日本大震災によるグローバルSupply Chainへの縛りを早急に取り除くことが前提となる全体的な情勢を感じている。世界の市場が注目するなか、我が国の供給に向けた取り組みとともに、関心を呼ぶ実態データをできるだけ明らかにしていくことが、お互いの交流の回復・促進を図る上で欠かせない状況となってきている。 [→続きを読む]

英国特集2011・写真並みのグラフィックス、Bluetooth LE応用を携帯で実現

英国特集2011・写真並みのグラフィックス、Bluetooth LE応用を携帯で実現

スマートフォンやタブレットなどビジュアルな携帯機器では低消費電力化が不可欠であるが、携帯機器向けの半導体回路を設計してきた英国のイマジネーションテクノロジーズ社やCSR社は、消費電力をできるだけ抑えながら、よりリアルなグラフィックス開発や、Bluetooth LEの新分野を切り拓こうとしている。 [→続きを読む]

福島第一原子力発電所

福島第一原子力発電所

半導体は電力なしでは製造できない上に使用もできないとの観点から、今の日本が置かれている電力危機について高い関心を持たざるを得ない。ここでは福島第一原子力発電所の危機についてやや深く考えて見たい。事態は刻々動いているが、もちろんこの原稿の内容は、投函時点(4月4日)のものである。 [→続きを読む]

震災後の半導体生産、夏場の電力不足に対応する方策が続出

震災後の半導体生産、夏場の電力不足に対応する方策が続出

先週も東日本大震災の爪痕から生産活動を始めるというニュースから、この夏の大きな電力需要に備える動きも出てきている。ただし、半導体デバイスの原材料となる結晶シリコンの生産見通しがまだはっきりしていない。特に300mmウェーハの一大生産基地である信越半導体の白河工場の状況が4月1日以来発表されていない。 [→続きを読む]

余波、風評乗り越えて、世界のサプライチェーン確保最優先

余波、風評乗り越えて、世界のサプライチェーン確保最優先

大地震、津波、原発事故そして続く余震と、約1ヶ月が経過するが、正しいデータに基づく理解、納得がなによりまず、と日増しの思いである。韓国、台湾はじめ近隣諸国の反応を見ると、胸襟を開いて率直に意思疎通を図ることの重みをますます感じざるを得ない。萎縮・マイナス思考は際限がなく、お互いの今後に禁物であり、今は世界の産業界のサプライチェーン確保が最優先であるとともに、半導体・デバイスの絶え間ない技術の進展は止めてはならないという強い感じ方である。 [→続きを読む]

半導体産業における「風を読む」VII〜Siウェーハ市場を金額=数量x単価で分析する

半導体産業における「風を読む」VII〜Siウェーハ市場を金額=数量x単価で分析する

第六回で、「半導体市場金額 = Σ半導体各製品別数量x半導体各製品別単価」、という数式を使った市場分析アプローチを紹介したが、第七回目の「風を読む」は、この市場分析アプローチ「金額 = 数量x 単価」をより一層理解するために経済産業省が毎月公表しているシリコンウェーハ国内統計を使用し、より具体的に紹介する。 [→続きを読む]

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