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2010年8月

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先週は、各社の4〜6月期の決算発表が相次いだ。海外勢と比べると日本の半導体メーカーの不調さが浮き出ている。ルネサスエレクトロニクスがまだ赤字、東芝や富士通はやっと黒字という部品事業の状況に対して、先週発表した英ARMは営業利益率42.7%、台湾のTSMCは同38.6%、韓国のサムスン電子の半導体部門が同30.8%という健全な財務状態だった。 [→続きを読む]
猛暑そして極寒の天候が世界各地から伝えられている現時点であるが、なかなか読めない一寸先の様相をグローバルに感じるなか、半導体・デバイス業界の今年上半期および直近の4-6月四半期について各社業績、ベンダーランキングなどデータが出揃ってきているということで、今年前半をざっと振り返ってみる。全体では新興経済圏が引っ張る予想以上の活況ではあるが、いつまでもつのかという不透明な気分が流れて、最先端の明るいムードメーカーの登場に心待ちという市場の様相を特に感じている。 [→続きを読む]
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2010年上期の半導体企業トップ20社ランキングを米市場調査会社のICインサイツが発表した。これによるとトップは従来通りインテルだが、2位のサムスン電子との距離がぐんと縮まった。2009年、インテルはサムスンより52%も売り上げが大きかったが、2010年上半期では21%にとどまった。サムスンの追い上げが激しい。 [→続きを読む]

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