やっと始まった国内半導体企業のグローバル化、ファブライトビジネス戦略
今朝の日本経済新聞に掲載された、「東芝、生産を海外委託」という記事から始まり、半導体企業の新たなビジネスモデルとグローバル戦略が次々と浮き彫りにされている。先週、富士通のグローバルな提携の話が新聞紙上をにぎわしたが、そのベースは8月28日に報じた「昨日の敵は今日の友、28nmプロセスをTSMCと共同開発する富士通マイクロエレ」である。 [→続きを読む]
今朝の日本経済新聞に掲載された、「東芝、生産を海外委託」という記事から始まり、半導体企業の新たなビジネスモデルとグローバル戦略が次々と浮き彫りにされている。先週、富士通のグローバルな提携の話が新聞紙上をにぎわしたが、そのベースは8月28日に報じた「昨日の敵は今日の友、28nmプロセスをTSMCと共同開発する富士通マイクロエレ」である。 [→続きを読む]
半導体・デバイスの世界で"変わらなければ"と前回本欄で記したが、我が国の政界の方が政権交代が実現して先行する事態となっている。閉塞感の打破 を求める民意がかくも強く映し出された結果と思うが、半導体の世界も"グローバルな協調と競争"というメッセージがますます重みを増してきている状況、環境を、業界の動きをアップデートを続けながらに感じるところである。 [→続きを読む]
「半導体産業は昔からずっと、脱コンソリデーションの精神でやってきた。それは今でも続いている」。このほど東京で開催されたEDA Tech Forum 2009において米国EDAツールベンダーMentor Graphics社の会長兼CEOであるWalden Rhines氏はこのように語った。変化の激しい半導体産業が成長し続けている証しでもある。 [→続きを読む]
先月、AT&Tの取材の際に20年ぶりにニューヨークに立ち寄ってブロードウェイを歩いたらABBA(アバ)の音楽を全面的に散りばめたミュージカル「マンマ・ミア」の看板を見かけた。公演はまだ続いていた。これは10年以上に渡る大ヒットになった。2年前には映画にもなり、米国に出張した時に取材先や編集者同士で話題になった。ABBAは世界のポップグループとして再び注目を浴びるようになった。 [→続きを読む]
ベルギーの研究開発機関IMECが、関連機関のHolst Centreと共同で、人間の心臓や脳の状態をモニターするワイヤレスセンサーデバイスの開発に注力している。このほど米国ミネソタ州ミネアポリスで開かれたIEEE EMBC(Engineering in Medicine & Biology Conference)において、無線モニタリングデバイスを相次いで発表した。 [→続きを読む]
8月に最もよく読まれた記事は、マーケット「世界の半導体トップ20社は対前期比21%増を示した第2四半期実績」だった。2009年第2四半期(4〜6月)における世界の半導体メーカー、トップ20を米市場調査会社のIC Insightsが発表したものだが、第1四半期と比べ第2四半期の業績が伸びており、トップ20社の平均は21%も伸びた。 [→続きを読む]
台湾で生産されるスマートフォンは、金額ベースで携帯電話を2007年の第2四半期から抜き始め、2009年の第2四半期終了時点では85対15という大差がついたことをTCA(台北市コンピュータ協会)が明らかにした。第2四半期でのスマートフォンの生産額は28億6100万米ドルに達した。 [→続きを読む]
7月における世界の半導体売り上げは、対前月比5.3%増の182億米ドルに上昇した、と米SIA(半導体工業会)が発表した。この数字は3ヵ月の移動平均で表わしたものだが、5ヵ月間連続して上昇基調にある。 [→続きを読む]