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2009年9月

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8月の日本製半導体製造装置の受注額は前年同月比8%減まで戻りつつある

8月の日本製半導体製造装置の受注額は前年同月比8%減まで戻りつつある

ようやく半導体製造装置の受注額が戻ってきた。8月における日本製半導体製造装置の受注額は664億4200万円と、前年同月の723億9000万円に近付きつつある。前年同期比で8.2%減まで回復させてきた。これまでの50%減、80%減からみると夢のような数字である。特に2月は93.1%減と1/10にも満たない数字を記録していた。 [→続きを読む]

ニューモニクス、満を持してPCメモリーをまもなく量産、90nmで128M品から

ニューモニクス、満を持してPCメモリーをまもなく量産、90nmで128M品から

スイスに本社を構え、伊仏合弁のSTマイクロエレクトロニクスと米インテルとの合弁会社であるニューモニクスが、128Mビットの相変化メモリー(PCメモリー)を量産する。現在、特定ユーザーにエンジニアリングサンプルを配布中であるが、まもなく一般ユーザーにも配布できるようになる。90nmルールという実績のあるプロセスで設計している。年明けには1Gビット品も出したいと意気込んでいる。 [→続きを読む]

鳩山首相の環境目標スピーチはグローバル化を意識した発言

鳩山首相の環境目標スピーチはグローバル化を意識した発言

鳩山首相の国連総会、G20への出席、スピーチがこの2週間で最も大きなトピックスだろう。特に、2020年までに1990年比 CO2を25%削減することを明確な目標として掲げ、外国から拍手をもらった映像は極めて興味深い。先週は秋のシルバーウィークと呼ばれる5連休があったせいか、業界のニュースは少なかった。シンガポール、台湾の話題を採り上げる。 [→続きを読む]

親会社からの完全独立が功を奏し、創立10年を迎えたインフィニオン

親会社からの完全独立が功を奏し、創立10年を迎えたインフィニオン

ドイツのインフィニオン・テクノロジーズ(Infineon Technologies)社が1999年にシーメンス(Siemens)社から独立して10年経った。日本の半導体企業とは大きく違うことは、親会社が株式を支配することはないということだ。独立した理由は、シーメンス以外にも製品を売りたかったからだという。日本の大手半導体メーカーとは全く違う仕組みで動いている。簡単に紹介しよう。 [→続きを読む]

MEMSとCMOSとの最適な集積化によりICの性能向上が明確に

MEMSとCMOSとの最適な集積化によりICの性能向上が明確に

さる9月中旬、新潟大学で開催された電子情報通信学会のエレクトロニクスソサイエティ主催の企画「More than Mooreを実現するMEMS融合LSI技術」では、MEMSデバイスをCMOSLSIに融合する場合の技術の向かうべき方向が見え始めてきた。MEMSとCMOSを融合するならMEMSラストにすべき、65nm・45nmと微細化の先端をゆくCMOSとの融合なら1チップ化せずSiPを使うべき、との共通合意が得られた。 [→続きを読む]

IDFに見る最前線模様/市場実態PickUp/グローバル雑学王−64

IDFに見る最前線模様/市場実態PickUp/グローバル雑学王−64

業界そして各社のこの快適な時節、恒例のイベントが、真っ盛りである。半導体業界トップ、インテル社のIntel Developer Forum(IDF:San Franciscoにて開催)の記事から、小生なり、勝手ながらの注目点を挙げている。同じタイミングでSamsungは、Mobile Solutionについて台北で開催している。肝心の半導体市場については、プラス、マイナス入り混じる見方が大勢であり、当面は模様眺めの様相に感じている。 [→続きを読む]

MEMSとCMOSの融合議論を楽しめた電子通信情報学会シンポジウム

MEMSとCMOSの融合議論を楽しめた電子通信情報学会シンポジウム

20年ぶり、30年ぶりだろうか、電子情報通信学会で講演するのは。大学を卒業してメーカーに入り、まだ半導体のエンジニアだった頃、北海道大学で開かれたこの学会、当時は「情報」がなく電子通信学会と称していた時に高周波MOSトランジスタのノイズの問題を発表した。今回新潟大学で開かれたこの学会で、「More than Mooreを実現するMEMS融合LSI技術」と題したシンポジウムでお話しさせていただいた。 [→続きを読む]

蘇州高新区の伸びる勢い/市場実態PickUp/グローバル雑学王−63

蘇州高新区の伸びる勢い/市場実態PickUp/グローバル雑学王−63

鳩山政権がスタートした日に、都内で開催された中国・蘇州高新区への日本企業進出の記念式典に、ご案内を受けて出席した。今や世界経済を牽引する市場となっている中国の勢いの一端を反映する雰囲気を、ここでも感じている。経済危機に陥って1年が経つ現時点、何処からも"変わらなければ"と呼びかけるメッセージが聞こえてくる。さらに1ステップ上がったグローバルな関係構築の必要性を、この広い会場の式典において尚更に感じたところである。 [→続きを読む]

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