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1月に最もよく読まれた記事は半導体設備投資の寡占化問題

2012年1月に最もよく読まれた記事は、マーケット「寡占化する半導体の設備投資動向、トップ3社が全体の半分を占める」だった。半導体製造装置を導入する投資額は、インテル、サムスン、TSMCの3社だけで半導体設備投資額の半分を占めるようになっているという米IC Insightsのレポートを紹介した。

第2位はテクノロジー「CESに見る講演から−テレビやPCの将来を描いたサムスン、マイクロソフト」で、Consumer Electronics Show (CES)が開催される1日前の基調講演と企業の記者向け講演からレポートしたもの。国内でいわゆるAV機器の評論家やメディアが書いたテレビの話は期待されたほどではなかった。むしろIT機器のショーに変わっていることを伝えた。

第3位:津田建二の眼「半導体、IPを見ていれば1〜2年後の携帯機器やセットが見えてくる」もCESから感じたことを書いたものである。CESという民生機器の展示会での新しい応用では、例えばデジカメにWi-Fi機能をのせてYouTubeやアルバムにそのまま掲載するといったものなどが提案されたが、実は米国のベンチャーが2年前に提案したチップだった。半導体とIPは1〜2年後の民生機器を反映していることを述べた。

第4位:津田建二の眼「2012年、モバイルワイヤレス元年を先駆ける企業が3年後に勝つ」は年頭ブログとして、これから成長できそうな分野、スマートグリッドやスマートホーム、電気自動車、ヘルスケア、省電力技術などの分野に使われる、共通の技術を勧めた。これが省電力のモバイルワイヤレス分野であり、この技術がこれからのカギを握るという予見を行ってみた。

第5位:ニュース解説「エレクトロニクス企業各社トップの年頭語録をレビューする」では、賀詞交歓会が盛んに開かれ、その会場で挨拶された経営トップの言葉を新聞が拾っており、それを整理したもの。

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